来る7月17日のジャクリーヌ・ササールの没後3周年を記念して、彼女の作品を紹介しています。
(1940年3月13日生誕 - 2021年7月17日死没)



ジャクリーヌ・ササール/Jacqueline Sassard

  • フランス ニース生まれ
  • 6歳までカメルーンで過ごした後、母親と共にニースへ戻った。
  • 1956年に『悲しみよこんにちは』に出演できる機会に恵まれたが、英語が話せなかった為に映画出演の話は無くなった。
  • ヴァレリオ・ズルリーニに見出されて1957年に彼の脚本の映画で本格的に映画デビューする。
  • イタリア映画の青春アイドルスターとして活躍する。
  • 1968年に27歳で芸能界を引退した。


こちらの作品は、ササール・コートが有名となった作品です。

 

『三月生まれ』(1958)
監督 アントニオ・ピエトランジェリ
撮影 カルロ・カルリーニ
共演 ガブリエル・フェルゼッティ

【あらすじ】
イタリア、ミラノに住むフランチェスカはまだ17歳の女学生。
気まぐれで、わがままで、いつも衝動的に行動し、人とは違うことをする。
乗り合わせた市電の事故で知り合った、20歳も年上で真面目な建築家サンドロと知り合った。
二人は何度かのデートの後、衝動的に結婚した。
だが、まだ子供で世間知らずのフランチェスカの新婚生活は一見幸せそうに見えたが、フランチェスカは夫の思いもよらない行動や散財を繰り返し、挙句の果てに仕事の邪魔まではじめる始末だった

 


ジャクリーヌ・ササールは、オードリー的な新しいスターとして映画史に登場しました。

オードリーは、1953年の『ローマの休日』で一気にスターダムへ上り詰めました。
その4年後にデビューしたジャクリーヌ・ササールは、まさにオードリー的な新しいスターでした。
ブルネットであり、品の良さを感じるヨーロピアン・ガールである点が、オードリーとジャクリーヌ・ササールの共通点と言えます。
ドイツで生まれたロミー・シュナイダー(1938年生まれ)もその系譜と言えましょう。


なお、戦後の新しいスターの潮流は、もう1つあり、性的な魅力を持ったグラマーガールです。

フランスではBB(1934年生まれ)であり、アメリカではマリリン(1926年生まれ)でした。
イタリアのジーナ・ロロブリジータ(1927年生まれ)、ソフィア・ローレン(1934年生まれ)、クラウディア・カルディナーレ(1938年生まれ)、フランスのミレーヌ・ドモンジョ(1938年生まれ)、アメリカのラクエル・ウェルチ(1940年生まれ)あたりもそうした潮流に位置づけられるでしょう。


ところで、ジャクリーヌ・ササールの特徴は、すきっ歯です。
すきっ歯は、BBに始まり、ジェーン・バーキン、ローレン・ハットン、シルヴィ・ヴァルタン、マドンナ、ベアトリス・ダル、ヴァネッサ・パラディ、セシル・ドゥ・フランス、レア・セドゥの系譜があります。


その意味で、ジャクリーヌ・ササールは、オードリーだけでなく、BB的な新しいスターのDNAを継いでいると言えましょう。
(ジーン・セバーグもややすきっ歯です)

 



























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