来る2月13日は、キム・ノヴァクの91歳の誕生日となります。
それを記念してキムの作品を紹介しています。
(1933年2月13日生まれ)
『愛情物語』(1956)
監督 ジョージ・シドニー
共演 タイロン・パワー、ヴィクトリア・ショウ
撮影 ハリー・ストラドリング
音楽 カーメン・キャバレロ ※夜想曲第2番 (ショパン)
【あらすじ】
ピアニストとしてNYにやって来たエディ。
彼は資産家の令嬢マージョリーに見出され、オーケストラで演奏することになり、2人の間には恋が芽生え、結婚する。
やがて息子ピーターが生まれたエディは、順風満帆な人生を送っていくように思われたがクリスマスの夜、マージョリーが急死してしまう。
落ち込んだエディはピーターを残し巡業、そして第2次大戦に身を委ねていく。
終戦後、10歳になったピーターのもとへ戻ってくるエディだが…。
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原題は「エディ・デューチン物語」であり、実在したピアニストの伝記映画となっています。
1954年の傑作『グレン・ミラー物語』の真似のように見える作品ですが、撮影監督がハリー・ストラドリングということもあり、決してそのような二番煎じ感はありません。
(そもそも、伝記映画というジャンルは、戦前からありました)
なお、ハリー・ストラドリングの代表作品は以下の通り:
- 『外人部隊』(1934)
- 『鎧なき騎士』(1937)
- 『断崖』(1941)
- 『ドリアン・グレイの肖像』(1945)
- 『欲望という名の列車』(1951)
- 『大砂塵』(1954)
- 『野郎どもと女たち』(1955)
- 『マイ・フェア・レディ』(1964)
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キム・ノヴァクが、出世作『ピクニック』に続いて、上流階級の娘を演じております。
淀川長治が、シカゴ美人のキム・ノヴァクには、こうしたクラシックな美人役が似合うと言っていたことが想起されます。
※なお、シカゴ美人としては、他にグロリア・スワンソンがいます。
ところで、明日に紹介しますが、キム・ノヴァクのデビュー作は、フィルムノワールの名作ではあるのですが、若干しっくりこないのです。
冷酷になりきれない優しさが出てしまうというか...
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さて、実はこの映画、後半はキム・ノヴァクは出て来ません。
そのかわりに、ヴィクトリア・ショウという女優が、ヒロインにスイッチします。
しかしながら、このヴィクトリア・ショウは、キムと負けず劣らず美人なのですが、何の印象も残しません。
映画女優の格とは不思議なものです。
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なお、音楽は、カーメン・キャバレロがアレンジ・演奏した夜想曲第2番 (ショパン)です。
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