1月13日は、ケイ・フランシスの生誕119周年です。
(1905年1月13日逝去 - 1968年8月26日死没)
それを記念して、ケイ・フランシスの作品を紹介いたします。


こちらは、ケイ・フランシスのラブコメディです。

 

Amazonプライムで無料で視聴可能です:

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『極楽特急』(1932) Paramount
監督 エルンスト・ルビッチ
共演 ミリアム・ホプキンス、ハーバート・マーシャル
撮影 ヴィクター・ミルナー

【あらすじ】
紳士淑女の泥棒カップルが力を合わせ、香水会社の美人社長を取り込み詐欺にかけようとする。
だが、紳士泥棒と美人社長が恋に落ち、三角関係になることにより、詐欺計画が予定通りには行かない...

 

ケイ・フランシスは、ハリウッドクラシック黄金期のブルネットの女優です。
 

1900年代は多くの映画女優が生まれた時代です。

彼女たちは、映画産業に入っていく20歳位の時点で1920年代を迎えますが、その時期は、ハリウッドが経済的な好況もあり、爆発的な進化を遂げた時代です。

 

なお、ケイ・フランシスと同じ1905年の生まれの女優としては、ガルボ、ジョーン・クロフォード、クララ・ボウ、マーナ・ロイがいます。


さて、この『極楽特急』ですが、なんという優雅な作品かと、溜息をついてしまいます。

クラシックハリウッドで最もダンディな男優のハーバート・マーシャルと、最高のコメディエンヌのミリアム・ホプキンスとが、ペアを組んで泥棒をするという設定だけで、幸せな気分になります。
そして、2人の盗みのターゲットが、香水会社の後家社長ケイ・フランシスとなるのです。

これほどまでに、華麗なキャスティングはないでしょう。


ケイ・フランシスは、その長く緩やかに傾斜した眉毛が魅力的です。

 

 



白くて大きい瞳と美しい歯が見えない表情のときでも、その優雅な眉が動くことで、画面に繊細な動きが走ります。

また、そのブルネットの髪もしっとりと湿り気が帯びたかのように、滑らかな光沢を放っております。

この作品では、香水会社の社長ということもあり、パールと思しきネックレスが、黒いシックなドレスのデコルテを、華麗に飾っており、ブルネットの大女優ルイーズ・ブルックスを思い出さずにはいられません。

ルイーズ・ブルックスも魅力的な女優には違いないのですが、顎のラインについては、ケイ・フランシスの方が造形的に勝っているように思います。

彼女の顔の、柔らかな輪郭と笑みには、上質なコケティッシュさがあります。

 








この作品でのルビッチの演出は、いつもながらの華麗なものです。
何の大袈裟なギミックはなく、扉や階段が多用され、物語を円滑に運ぶ装置として機能しており、省略に次ぐ省略で、たったの82分で物語を語り終えてしまうのです。








残念ながら、ケイ・フランシスの映画のDVDは、ほとんどが入手困難です。
『極楽特急』『シナラ』が出ているくらいです。

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