本日2月27日は、伝説の女優リリアン・ギッシュの没後31周年です。
(1893年10月14日生誕 - 1993年2月27日死没)
それを記念して、リリアン・ギッシュの映画をご紹介します。


こちらは真に高貴な2人の女優を観ることのできる映画です。

 

『八月の鯨』(1987)
監督 リンゼイ・アンダーソン
主演 リリアン・ギッシュ、ベティ・デイヴィス
撮影 マイク・ファッシュ

【あらすじ】
リビーとセーラの姉妹は、長い人生のほとんどを一緒に過ごしてきた。
そんな姉妹は毎年夏の間、アメリカ・メイン州の小さな島にあるセーラの別荘に滞在していた。
そこの入江には、8月になると鯨がやって来る。
少女の頃、よくその鯨を見に駆けていったものだが、二人ともそれは遠い昔のこととなってしまった……。



ハリウッドの、真の意味で伝説的な女優2人が、その最晩年で出演した映画です。

リリアン・ギッシュは、94歳。この6年後に99歳で逝去します。
ベティ・デイヴィスは、79歳。この2年後に81歳で逝去します。


老女の映画と言えば、ダニエル・シュミットの『トスカの接吻』(1984)を思い出します。
『トスカの接吻』のサラ・スクデーリも78歳の年齢で出演しており、実に高貴な姿を見せてくれました。
なお、10月に誕生日を迎えたカトリーヌ・ドヌーヴは、80歳です。


ヒッチコックは、俳優は家畜だと言って、侮蔑するような発言をしていました。

ある程度正しい側面もありますが、この映画の場合は、圧倒的に女優2人の存在感だけで成り立っています。
女優の存在感だけで、この映画は成立しています。

その意味で、平凡な監督が圧倒的な2大女優に甘え切った映画となっています。


リリアン・ギッシュが蝋燭を灯し、先に死没した夫との結婚記念日を祝うシーン。




ベティ・デイヴィスが、庭の植物にすっと手を出して触るシーン。



そこに圧倒的な存在感があります。その高貴さは、映画史に残るものです。





























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