来る5月29日は、ロミー・シュナイダーの没後42周年となります。
(1938年9月23日生誕 - 1982年5月29日死没)

それを記念して、ロミーの作品を年代順に紹介しています。


こちらの作品は、VHSで輸入されていますが、DVD化されていない作品です。

 

『SFデス・ブロードキャスト』(1980)

監督 ベルトラン・タヴェルニエ 
共演 ハーヴェイ・カイテル、ハリー・ディーン・スタントン
   マックス・フォン・シドー
撮影 ピエール=ウィリアム・グレン

【あらすじ】

科学が大病を克服することに成功した近未来、ベストセラー作家のキャサリン・モーテンホーは、自分が不治の病にかかり、余命数週間であることを知る。
そんな彼女に、テレビ局から「デス・ライブ」という番組の撮影依頼が舞い込む。
それを断った彼女は、目に埋め込まれた超小型カメラによって、カメラマンのロディに知らぬ間に撮影されていた。

 

SF作品です。タイトルの意味は「死の実況中継」となります。

タイトルは今一つですが、ロミーの演技のベストはこの作品とさえ、思えます。

 

死の淵を放浪しながらも、ロミーは喜怒哀楽を豊かに表現します。

ロミーは、粗末な衣裳を、いささかも気にせず、自らの死にあたり、最後に元夫(マックス・フォン・シドー)へ会いに行くのです。

 

※ロミーは黒いウィッグをつけて、まるでアニエス・ヴァルダのような変装をします!

 

 

死を扱いながらも、なぜか心が温まる映画です。

男優たち(ハーヴェイ・カイテル、ハリー・ディーン・スタントン)が、冷たく無機質な存在を演じているからでしょうか。

 

撮影監督は、ピエール=ウィリアム・グレン。

トリュフォーの『私のように美しい娘』『アメリカの夜』『思春期』などで知られ、溝口健二ばりの美しいキャメラワークを見せてくれます。

 


















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