来る5月29日は、ロミー・シュナイダーの没後42周年となります。
(1938年9月23日生誕 - 1982年5月29日死没)

それを記念して、ロミーの作品を年代順に紹介しています。

(過去の投稿の再掲となります)

 

『華麗なる女銀行家』(1980)

監督 フランシス・ジロー 

共演 ジャン=ルイ・トランティニャン、マリー=フランス・ピジェ、ダニエル・メスギッシュ

撮影 ベルナール・ジツェルマン

 

【あらすじ】

第1次世界大戦後の狂乱の世情を背景に、金融界のみならず政界をも激震させた銀行家マルト・アノーの生涯をベースとした歴史大作。

貧しい帽子屋に生まれながらも、その美貌によって上流社会の名花となり金融界に進出、やがてフランス初の女銀行家となったエンマの数奇な人生を描く。

 


この映画は、マルト・アノー(1886-1935)という実在のジャーナリストにして銀行家であった女性をモデルとしています。
 ※ただし、実際の死に方は、この映画のように暗殺ではなく、服毒自殺であったようですが。

舞台となるのは、戦間期である狂乱の20年代(Roaring Twenties)です。
社交界ではチャールストンが踊られ、女性たちがアールデコファッションに身を包んだ時代です。
 ※ガルボの『ニノチカ』もこの時代のパリが舞台です。

従って、ロミーも華麗なアールデコファッションで登場します。
(前衛の時代にふさわしく、ロミーは同性愛に耽ります)

ロミーはアールデコ風の帽子をかぶるのですが、帽子姿のロミーがあまりにも印象が強く、
単に時代考証として帽子を観るのではなく、ロミーの演技の一環として帽子を観てしまいます。

 

そう、ロミーは帽子の女優なのです。

マルト・アノー自身が、帽子屋の家に生まれ、この映画もそんな幼少時代のシーンから始まり、

そこで帽子を得意先に運ぶ、若きロミーのシーンから始まるのが象徴的です。

 




























 

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