来る5月29日は、ロミー・シュナイダーの没後42周年となります。
(1938年9月23日生誕 - 1982年5月29日死没)

それを記念して、ロミーの作品を年代順に紹介しています。
(以前の投稿の再掲となります)

 

『夕なぎ』(1972)

監督 ロード・ソーテ

共演 イヴ・モンタン、サミー・フレイ、イザベル・ユペール

撮影 ジャン・ボフェティ

 

【あらすじ】

ロザリーは、画家の夫との間に、カトリーヌという娘までもうけたがやがて別れた。ある時出会ったセザールと恋に落ち、今は半同棲の形で暮らしている。

セザールは廃品解体、転売を営む威勢のいい中年パリジャン、日々荒稼ぎに励んでいる。趣味はポーカー、カッとなると大声で怒鳴り、時には手も出る直情径行型だがロザリーには首ったけで、純情で一途な面も併せ持つ。

今日はロザリーの母親の3度目の結婚式が行われ、親族や友人たちが集まった。そこには、アメリカから帰ったばかりのダヴィッドも招待されていた。

穏やかで繊細な性質の彼とロザリーは5年程前は恋人同士だったのだ。


クロード・ソーテが監督したロミーの作品は5作品あります。

『過ぎ去りし日の...』『マックスとリリー』、そしてこの『夕なぎ』、『Mado』、『ありふれた愛のストーリー』です。

 

クロード・ソーテは、映画史においてはやや傍流というか、あまり表舞台には出てこない監督です。

 

しかし、ロミーとの関係性はすこぶる良い監督であろうかと思います。

ドヌーヴにとっての、アンドレ・テシネ。

アンナ・カリーナにとっての、ゴダール。

イザベル・ユペールにとっての、クロード・シャブロル。

 

そうした位置にクロード・ソーテも位置すると言えましょう。

 

ロミーの特徴は一言では言いづらいのですが、動きのある構図で、ロミーが光る気がします。

それに対して、カトリーヌ・ドヌーヴはスチール的な女優です。


また、ロミーはミディアムショットの女優、ドヌーヴはクローズアップの女優という気がします。



 







 

 

 

ロミーの顔だちは、やや突き出た額、広いVの字形の眉間、太く高い鼻梁が厳格な上顔を形成している分、どこか人の好さそうな口元に優しさがあり、救いになっている。

ロミーのこの下顔の動きと、やや斜めづかいの独特な視線が、男たちをも、この瀟洒なコメディをも温かく包み込む。
(佐々木秀一)



























 

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