来る5月29日は、ロミー・シュナイダーの没後42周年となります。
(1938年9月23日生誕 - 1982年5月29日死没)

それを記念して、ロミーの作品を年代順に紹介しています。
(過去の投稿の再掲となります)

ロミーの遺作です。この年ロミーは薬物の大量摂取で逝去します。

 

『サン・スーシの女』(1982)
監督 ジャック・ルーフィオ 
共演 ミシェル・ピッコリ
撮影 ジャン・パンゼ

【あらすじ】
世界人権擁護委員会の代表者マックスはパラグアイ大使との会見席上、その本名を確認すると同時に大使を撃ち殺した。
獄中のマックスは面会に来た妻に静かに語り始める。
これが、身も裂けんばかりに壮絶な復讐譚の幕開けである……。

 

ロミーの発案でプロデューサーを説得し、監督を決めたにも関わらず、怪我や腎臓がん、そして息子の死を乗り越えて製作された、大変な作品です。


さて、ロミーはここで1人2役をやっています。(マックスの妻と、マックスの母)


ここでの1人2役は、過去と現在とが交互に語られるために、妻としてのロミー、母としてのロミーが登場します。
ここまで1人2役が強調されている映画も珍しいです。
キム・ノヴァクの『めまい』くらいでしょうか。
(なお、ドヌーヴも『ロバと王女』『犯罪の系譜』で1人2役をやっています)



妻役のロミーが、夫役のミシェル・ピッコリと睦まじくしている様子の、生々しさはどうでしょう。

諸国を回遊する要人であるピッコリを駅のホームで見つけ歓喜するロミー。
ホテルで入浴するピッコリの横へ座り、接吻するロミー。
絵画をプレゼントされ、満面の笑みを浮かべるロミー。

ロミーが大女優と言われる理由が分かる素晴らしい存在感です。

なお、サンスーシとはロミーの母が勤めるパリの酒場ですが、Sans Souci (憂いのない)なので、正確には「のんき亭の流れ者女」とでも訳せましょう。

 
















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