来る3月2日は、ジェニファー・ジョーンズの生誕105周年です。
(1919年3月2日 - 2009年12月17日)
それを記念して、ジェニファー・ジョーンズの作品を紹介しています。


こちらは、ジェニファーの代表作のメロドラマ中のメロドラマです。

 

 

『慕情』(1955)
監督 ヘンリー・キング
共演 ウィリアム・ホールデン
撮影 レオン・シャムロイ

【あらすじ】
1949年、香港。
イギリス人を父とする混血娘で女医のハン・スーイン。
戦死した軍人の夫を想う失意の日々を送る彼女は、医療への献身に生きるすべを見出していた。
そんな折、彼女はアメリカの新聞記者マーク・エリオットと出会う。
お互いに惹かれ合うものを感じていた2人だったが、その幸せは長くは続かなかった……。



1955年というハリウッド映画が崩壊していく時代にあたって、各映画会社は、ワイドスクリーンを使って、壮大な海外ロケと、華麗な大型メロドラマを手掛けます。
ちょうど、20世紀フォックスで開発されたばかりのワイドスクリーン「シネマスコープ」がこの映画で用いられました。

 

1940年代には手堅い作品に出演していたジェニファーが、この映画で挑戦したのは、NHK大河ドラマ的なメロドラマです。

彼女自身を中国人とのハーフという設定にして、香港を舞台に、悲恋のヒロインを演じました。

 

 




















主題歌は、かの有名な"#Love is a Many Splendored Thing"。
 

 


貞淑そのものの未亡人を演じながら、ジェニファーの心はウィリアム・ホールデンによって、開かれていきます。

ジェニファーの家での、ホールデンによるプロポーズのシーン。

夜のとばりの中、ジェニファーは、髪を下し、そして赤い服をまとっています。

その姿を観る者は、ジェニファーが、ホールデンと結ばれることが予感します。

(その後、ジェニファーは、ホールデンのプロポーズを受け入れるのです。)

有名なレパルスベイ(淺水灣)での2人の水着シーンよりも、ずっと映画的な演出を味わうことの出来るシーンと言えましょう。


ベテラン監督ヘンリー・キングの演出 ---彼の全盛期は30年代~40年代なのですが --- が光ります。
しかし、こうした演出の妙でさえ、1960年代以降、とくにハリウッドでは皆無になってしまいました。

ハリウッド最後の光ともいうべき作品の1つです。

 

 



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