来る3月9日はジュリエット・ビノシュの60歳の誕生日です。
(1964年3月9日生まれ)
それを記念して彼女の作品をご紹介しています。


こちらは、2005年のイスラエルのガザ撤退を扱った映画です。

 

『撤退』(2007)
監督 アモス・ギタイ
共演 リロン・レヴォ、ジャンヌ・モロー
撮影 クリスティアン・ベルガー

【あらすじ】
フランスのアヴィニョン、父を亡くしたばかりのアナのもとに、父が養子としたイスラエル人青年ウリが葬儀に参列するためにやってくる。
久々の再会。
遺産相続のために弁護士に会うと、そこでアナは20年前にイスラエルで出産後すぐに手放した娘が成長してガザ地区で暮らしていること、そして父が自分には告げずに娘への支援を続けていたという事実を知る。
娘と会うことを決意したアナはウリとともにイスラエルに向かう……。

 

ビノシュは、この映画では、生地の薄い喪服に、真っ赤な口紅で登場します。

夫との生活に倦怠しており、父の喪中とは思えないほど、義理の弟との再会にはしゃぎます。
ストリップまがいに、ナイトガウンを脱いでみせ「どうして、女と見てくれないの?」という際どいセリフを放ちます。

こうしたあどけないビノシュには、ふとマリリンを想起させるエロティシズムがあります。

 










この映画は、79歳のジャンヌ・モローが弁護士役で登場し、フランス映画史の新旧のトップ女優同士が競演している貴重な瞬間があります。










※なお、2人が会話するのはフランス語ではなく、英語です。


ところで、ジャンヌ・モローは1928年生まれ、カトリーヌ・ドヌーヴは1943年生まれ、イザベル・ユペールは1953年生まれ、ビノシュは1964年生まれと、15歳/10歳/11歳離れています。

 

この4人は、事実上「decade(10年)」ごとの各世代を代表していると言ってもいいでしょう。

なお、次の世代は、マリオン・コティヤール(1975年生まれ)、レア・セドゥ(1985年生まれ)でしょうか。








#映画好きな人と繋がりたい
#洋画好きな人と繋がりたい
#映画好き 
#おすすめ映画 
#エレガンス
#女優 
#女優志願
#女優志望
#映画鑑賞
#フランス女優
#フランス映画
#女優好きな人と繋がりたい 
#女優さん好きな人と繋がりたい
#女優好きさんと繋がりたい
#ジュリエットビノシュ

#actress
#elegance
#actrice
#élégance
#JulietteBinoche
#mysterious
#mystérieuse


#ガザ
#イスラエル
#רצועת עזה‎
#מְדִינַת יִשְׂרָאֵל‎
#israel