本日2月27日のエリザベス・テイラー(リズ)の生誕92周年を記念して、彼女の作品を紹介しています。
(1932年2月27日 - 2011年3月23日, 79歳没)

 

『ジャイアンツ』(1956)
監督 ジョージ・スティーブンス    
共演 ロック・ハドソン、ジェイムス・ディーン
撮影 ウィリアム・C・メラー他

【あらすじ】
テキサスの大牧場主のもとに、東部の女性が嫁いできた。東部と西部の気質の違いから、彼女は当初から苦労を強いられる。
やがて二人の子供も成長し、親もとから巣立っていく……。
テキサスの雄大な自然を舞台に、ある一家の30年に渡る人生を描いた大河ドラマ。

 

3時間21分という、『風と共に去りぬ』『クレオパトラ』に並ぶ、ハリウッド映画史に残る歴史大作です。

 

リズが娘役から孫を持つ妻の役まで演じており、この時代のハリウッドの重要な女優役を彼女が担っていたことが伺えます。

 ※なお、夭逝したジェイムス・ディーンの遺作でもあります。
 


ジェームス・ディーンが演じる石油王の退廃ぶりや、ロック・ハドソンが演じる大牧場主の老後を描いているので、思わず、この物語に、ハリウッド黄金時代の斜陽を読みとってしまう人は多いと思います。


しかし、そんな「斜陽」を描いた世界にあっても、リズは、スカーレット・オハラに比肩しうるほどの逞しさを持っています。
 


















 


感動的なのは、結末部です。

荒野のハンバーガーの店で、ロック・ハドソンは、メキシコ人の嫁への人種差別に抗議し、店主と殴り合いになるのですが、無様に敗北します。帰宅後、そんなロックを、リズは絶賛するのです。

 

私が素敵だと思うあなたは、あの食堂の床に倒れていたあなたよ。
あの瞬間、あなたは私の本当の英雄になったのよ。
思ったの。 

『100年の長い歳月を経て、ベネディクト家は遂に真の成功を知った』って。


何度観ても、このエンディングに泣けてしまいます。

 

リズは、同世代のスターである、オードリーやマリリンが、時に弱々しくあったのと対照的に、情熱的で強靭な女性を演じてきたました。

それは、彼女の鮮烈な傑作『陽のあたる場所』から、この『ジャイアンツ』、そしてかの『クレオパトラ』まで、一貫してそうであったように思います。

 

リズの絶頂期をぜひご堪能ください。

 

 

ところで、原題は"Giant"と単数形なのに、邦題はなぜ"ジャイアンツ"と複数形にしてしまったのでしょう。

意味が大きく変わってしまいます。

 

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