2月27日のエリザベス・テイラー(リズ)の生誕92周年に向けて、彼女の作品を紹介します。
(1932年2月27日 - 2011年3月23日, 79歳没)

 


これは映画史に残る傑作です。

なお、Amazon Primeビデオで無料で視聴可能です。

 

 

 

 

 

『陽のあたる場所』(1951)
監督 ジョージ・スティーヴンス
共演 モンゴメリー・クリフト
撮影 ウィリアム・C・メラー
衣裳 イーディス・ヘッド
 ※アカデミー監督賞ほか5賞獲得

【あらすじ】
 貧しい家に育った青年ジョージは、富豪令嬢のアンジェラに心ひかれ、彼女との結婚の約束をとりつけるに至る。
しかし、彼にはアリスという身寄りのない娘とも深い仲にあり、彼女から妊娠を告げられたジョージは、彼女を殺そうとするが……。

 

リズの代表作を挙げろと言われれば、この作品と『クレオパトラ』と『夕なぎ』を挙げます。


19歳で出演したこの作品から、リズのスター街道は始まったと言っていいでしょう。


この映画でのリズの魅力は、情熱にあると言えましょう。
その情熱は、この映画においては、内省的な男優モンゴメリー・クリフト(モンティ)をリードする役割を担っています。

 


























モンゴメリー・クリフトは、マーロン・ブランド、ジェームズ・ディーン、ポール・ニューマンと並んで、メソッド演技を学んだ俳優でした。
 ※奇しくも、4人ともリズの共演としています:

  • M. クリフト:『陽のあたる場所』、『愛情の花咲く樹』(57)、『去年の夏 突然に』(59)
  • M. ブランド:『禁じられた情事の森』(67)
  • J. ディーン:『ジャイアンツ』(56)
  • P. ニューマン:『熱いトタン屋根の猫』(58)

1959年代ハリウッド崩壊期を代表する男優たちと、リズは共演してきたのです。
そうした内省的だったり苦悩したりしている男たちをリードする女性、あるいは救済する女性として、です。


この作品に実に象徴的です。

 

すなわち、この作品では、リズは、まさにモンティを「陽のあたる場所」へ導く存在だからです。
悲劇的な結末ですが、良質な感動があります。


 



なお、イーディス・ヘッドのシンプルな白いドレスも、また貢献していると言えましょう。
(アカデミー賞衣裳デザイン賞(白黒)受賞)

アカデミー賞は監督賞等にとどまりましたが、リズ&モンティの大成功により、2人は更に2作品で共演することとなります:
『愛情の花咲く樹』(57)、『去年の夏 突然に』(59)











なお、ゴダールの『映画史』(1998)では、この作品が何度も言及されています。

 

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