1月24日は、ナスターシャ・キンスキーの生誕63周年でした。
(1961年1月24日、旧西ベルリン生まれ)
それを記念して彼女の作品を紹介しています。



こちらの作品は、ナスターシャが『パリ、テキサス』の後、再び出演したヴェンダースの映画です。

かの『ベルリン 天使の詩』の続編です。

 

『時の翼にのって/ファラウェイ・ソー・クロース!』(1993)
監督 ヴィム・ヴェンダース  
共演 オットー・ザンダー、ピーター・フォーク、ルー・リード
撮影 ユルゲン・ユルゲス

【あらすじ】
友人のダミエルがいなくなり、取り残された天使カシエルはひとり寂しく勝利の天使のモニュメントに座って人間たちの観察を続けていた。
だが、ベルリンの壁が崩壊して時代が変わった今、彼も人間になりたいと願っていた。
そんなカシエルとの信頼関係が失われつつあることを知りながらも、恋人の天使ラファエルは彼を見守っていた。
ある日、少女を助けたカシエルは人間になる望みを叶えるが…。


オットー・ザンダーの恋人である天使としてナスターシャは登場します。
なんという美しさでしょうか。
それは、古典的な清澄さをもった美しさです。


古典的な清澄さというのは、ヴェンダースの天使の映画のためにあるような言葉です。


なぜ、人間に羽根もどきをつけて、モノクロームで撮ったくらいで、彼/彼女たちは天使に見えるのでしょうか。
そこでは下界とは別の時間が流れ出します。
まとっているのはコートをはじめとした衣服で、特に神聖さを感じさせるものはありません。

 


















ナスターシャとオットーは、下界の証明写真撮影ボックスに入り、2人でカメラ目線で写真を撮ります。
その軽やかな愉快さ。

 



また、オットーがピーター・フォーク(刑事コロンボ)に願いごとをするときの3人のスリーショット。
その親密な雰囲気。

 




こうした映画を観てしまうと、近年のハリウッドのエンターテインメントがいかに安っぽい気晴らしでしかないことを思い知らされてしまいます。

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