2月2日のモニカ・ヴィッティの没後2周年を記念し、モニカ・ヴィッティの作品を紹介しています。
(1931年11月3日生誕-2022年2月2日逝去、90歳)

 

こちらは、アントニオーニとの連作が終わった直後のオムニバス作品となります。

 

『ボンバーレ!』(1965) 第3話『スープ』

監督 フランコ・ロッシ
共演 オラツィオ・オルランド
音楽 アルマンド・トロヴァヨーリ

撮影 ロベルト・ジェラルディ

【あらすじ】
ジョヴァンナの年の離れた夫は、大きな音をたててスープをすする癖があった。
ジョヴァンナは夫に我慢ならなかった。
彼女は、廃品集めの男に金を払い、トラックで夫を轢き殺してくれるように頼む。 

※ボンバーレ:人形たちの意味

 

たわいもないコメディですが、モノクロームのモニカはやはり素晴らしいです。
ボブのブロンドヘアがこれほど美しい女優はいないかもしれません。

ただただ、彼女の髪に目を奪われてしまいます。


















モニカは、倦怠感ある表情も魅力ですが、特にラストシーンの潤んだ瞳と髪との造型的な美しさはただごとではありません。

 






なお、余談ですが、この手のオムニバス映画は、当時各国で流行しており、さしずめ、女優の幕の内弁当のような様相を呈していました。

・『ボッカチオ'70』(1962)
  ソフィア・ローレン、ロミー・シュナイダー出演

・『愛してご免なさい』(1964)
 カトリーヌ・スパーク、リナ・フランケッティ主演

・『黄色いロールスロイス』(1964)
  イングリッド・バーグマン、ジャンヌ・モロー、シャーリー・マクレーン出演

・『愛すべき女・女たち』(1966)
 アンナ・カリーナ、ジャンヌ・モロー、エルザ・マルティネリ、ラクエル・ウェルチ出演

ほかにも女優主体ではないですが、『ロゴパグ』(1963)、『パリ、ところどころ』(1965)、『ベトナムから遠く離れて』(1967)などがあります。


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