明日のNHK BSで、オードリー・ヘプバーン主演『ロビンとマリアン』が放映されます:

9月3日(火) 午後1:00〜午後2:48

 

以下に以前の投稿を再掲します。
 

『ロビンとマリアン』(1976)
監督 リチャード・レスター
共演 ショーン・コネリー
撮影 デヴィッド・ワトキン

【あらすじ】
ロビン・フッドは、リチャード王の死により、18年ぶりに十字軍遠征からシャーウッドの森に戻ってきた。
修道院の院長となっているマリアン姫と再会したロビンは、束の間の充ち足りたときを過ごしていた。
そんな二人のもとに、リチャードの弟ジョン王とノッティンガムの代官の悪政に苦しめられる領民たちの嘆きの声が次々に届く。
国王と教会とが正面からぶつかった日、ついにロビンは再び剣をとった!



オードリー47歳の作品です。

この年、オードリーは、ついにハリウッドを離れ、デビューしたイギリス映画へ戻ってきました。

(『暗くなるまで待って』の監督テレンス・ヤングは、イギリス人でしたが、映画自体は、れっきとしたワーナーブラザーズの映画であり、ニューヨークで撮影されてもいます)


この作品の監督や共演者は、エレガンスから程遠いタイプなので、正直、食指が動かなかった作品なのですが、実のところ、決して悪い作品ではありません。

『尼僧物語』同様に、尼僧でありながらも、掟を破り、ロビンフッドと再び愛し合うのは、オードリーらしい、可愛らしいロマンティシズムに溢れています。

 

何よりも、オードリーの白い肌を、鮮やかに映し出していて、全盛期の作品かと見まごうばかりです。

 

以下余談です。

 

後年のオードリーのUNICEFでの活動は、こうしたオードリーの白い肌の美学の一環と強弁したくなります。

すなわち、彼女は慈善活動をしたのではなく、美しさを世界中に届けたのではないかと。

もちろん、それは一種の言葉遊びのような冗談です。

 

世界の貧困問題は切実な問題であるとは思うのですが、では、切実な問題を深刻に考えただけでは解決しないことも確かです。

私たちは、文化芸術により、無駄に友と敵に分断することなく、繋がることが出来るのかもしれません。

 

ところで、オードリーがいまももし存命であったら、どんなにか世界へ発言力を持つだろうかと夢想します。

 

カマラ・ハリスや、アンゲラ・メルケルや、ミシェル・オバマ、ヒラリークリントンといった政治に関わる女性たちや、ビヨンセや、テイラー・スウィフトといったエンターテインメントに関わる女性たち --- 彼女たちの持つ力をあわせてもオードリーにはかなわないのではないかもしれないと思ったりもします。

 

オードリー、マリリン ... 1950年代に登場した2大映画スターに比較できるような影響力をもった存在は、1960年代のビートルズくらいしか思い当たりません。

 


















 

元タイトル:鮮やかであり続ける白い肌


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