5月4日は、オードリー・ヘップバーンの生誕95周年でした。
(1929年5月4日 - 1993年1月20日)
それを記念してオードリーの作品を紹介しています。(過去の投稿の再掲となります)
『いつも2人で』(1967)
監督 スタンリー・ドーネン
共演 アルバート・フィニー
音楽 ヘンリー・マンシーニ
撮影 クリストファー・チャリス
【あらすじ】
倦怠期を迎えた夫婦が馴れ初めの地フランスを自動車旅行する。
夫はフィニー、妻は容姿衰えたと言え可憐なオードリー。
夫は明らかに浮気をしており、妻にもやましい所がないではない。
思い出すのは出会いの新鮮な瞬間の数々。
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オードリーの映画を20世紀フォックスのロゴと共に見るとは、悲しくなってきます。
マリリンをこきつかった、垢ぬけない映画会社20世紀フォックスと、オードリーとは縁遠い印象があるからです。
監督は『パリの恋人』『シャレード』のスタンリー・ドーネン。
『パリの恋人』『シャレード』は、いずれも、パラマウントやコロンビア映画でした。
(とはいえ、もう映画会社は製作と配給が分離されていて、製作はスタンリー・ドーネン・フィルムズによるものだったので、かつての20世紀フォックスとは切れたところで、製作はされています)
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映画自体は、手堅いロード・ムービーとして作られていて、こんなにも移動をするオードリーの映画は初めてのような気がします。
思えば、オードリーは、ほぼ全編ロケで撮られた『ローマの休日』や、かの素晴らしいニューヨークのロケ撮影のある『ティファニーで朝食を』が代表作なので、ロケの時代の女優なのです。
オードリーがロケ撮影がしたかったのではないかと思ってしまうほど、オードリーが伸び伸びとしている映画です。
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この作品について言えば、『ティファニーで朝食を』で音楽を手掛けたヘンリー・マンシーニの音楽が美しい作品です。
『ティファニーで朝食を』よりも美しい曲かもしれません。
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ところで、この作品での助演女優ジャクリーン・ビセットを大変気に入ったトリュフォーは、『アメリカの夜』に彼女を抜擢することになります。
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どうでもいいことですが、オードリーの初のベッドシーン(煽情的ではないですが)があります。
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