来る5月4日は、オードリー・ヘップバーンの生誕95周年となります。
(1929年5月4日 - 1993年1月20日)
 それを記念してオードリーの作品を紹介しています。(過去の投稿の再掲となります)

 

『おしゃれ泥棒』(1966)
監督 ウィリアム・ワイラー
共演 ピーター・オトゥール
撮影 チャールズ・ラング
美術 アレクサンドル・トローネル
衣裳 ジヴァンシー

【あらすじ】
贋作画家シャルル・ボネの家に、内偵中の私立探偵シモンが忍び込んだ。
ところがたちまち、画家の娘ニコルに発見されてしまう。
シモンを泥棒と信じたニコルは、美術館からビーナス像を盗み出すことを依頼する。
警戒厳重な美術館に、二人は潜入することに成功するが……

 

『マイ・フェア・レディ』でアカデミー賞を獲れなかったために、オードリーは更に痩せてしまったと淀川長治は言ってましたが、確かに、この作品でのオードリーの痩せ方は尋常ではありません。

ジヴァンシーのカラフルでシックな衣裳や、ピーター・オトゥールの軽妙な演技が補ってはいますが、ちょっと可哀相なオードリーです。

 






















しかし、そんなオードリーが最もいきいきとするのが、夜の美術館の納戸から脱出するシーンです。


磁石や紐を使って、鍵をするすると動かす、ピーター・オトゥールの操作は、観ていてわくわくします。
そして、ブーメランを使った警報機作動の大騒ぎは、まるでハワード・ホークスの傑作アクション『ハタリ』『リオロボ』を思い出させます。

 

まんまと、美術品を盗んだあとに残されたワインの瓶を見てびっくりする警備員の顔は真に爆笑ものです。















なお、そうした小道具やセットの技は、『昼下りの情事』『尼僧物語』でも参加している、かの映画史上に残る大美術監督アレクサンドル・トローネルによるものです。

美術監督だけではありません、監督は、『ローマの休日』『噂の二人』のウィリアム・ワイラー。

ワイラーとの最後の共同作品です。
撮影監督は、オードリーと何作も手掛けているフランツ・プラナー。
客演は、あのフランス出身のハリウッドの名優シャルル・ボワイエです。


『ローマの休日』の監督と撮影監督、そして世界最高の美術監督、ジヴァンシー、そして、軽妙な男優たち... 落ち込んでいるオードリーを元気づけようとしているかのような映画です。

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