10月22日のカトリーヌ・ドヌーヴの80歳の誕生日を記念して、ドヌーヴの映画を最初期から、たどり返しています。

こちらは、ドヌーヴが真に美しい娯楽映画です。

初期ドヌーヴの中でかなり興行成績が良かった作品でもあります。

 

『城の生活』(1966)

監督 ジャン=ポール・ラプノー
共演 フィリップ・ノワレ、 ピエール・ブラッスール
音楽 ミシェル・ルグラン
撮影 ピエール・ロム

※ルイ・デリュック賞受賞


【あらすじ】
マリーがジェロームと結婚した最大の目的は、ノルマンディの田舎町を離れて夫と一緒にパリに移り住むことだった。
しかしジェロームは、いっこうにそんな気配を見せないばかりか、田舎での生活に満足しているらしい。
ノルマンディ上陸作戦の前夜、マリーは納屋でジュリアンという若者を見つけた。
彼はマリーの姿に心ひかれて忍びこんだと語ったが、実は彼は、ロンドンからの指令で、潜伏してる“自由フランス”の一員だった。
こんな片田舎にも、戦雲はおおいかぶさろうとしていた…

 

ドヌーヴは、ある時期世界で最も美しい女性という称号を得ていましたが、この作品は、それにふさわしい映画です。

ドヌーヴが美しく、筋は楽しいという、エンターテインメントそのものです。

フランス映画にしては珍しいのですが。

 

タイトルロールが、すでに、ドヌーヴのための映画であることを宣言しています。

ドヌーヴのクローズアップと、それに重ねられる「カトリーヌ・ドヌーヴ」、「城の生活」という文字。

ゴダール的な簡潔さを思い起こさせる、素晴らしいタイトルロールです。

 



 

ドヌーヴは、退屈した若妻役として登場し、田舎者フィリップ・ノワレとコミカルなやり取りをします。
初期ドヌーヴのベストショットばかりです。




 



そこへ闖入者が登場し、ドヌーヴに愛を告白し、ドイツ軍と連合軍とのドタバタ劇に巻き込んでていきます。


 

 

連合軍の偵察兵だったジェロームが、イギリス兵の前で、ドヌーヴへいる土地への上陸作戦を

スライドで説明する際に、誤ってドヌーヴの写真が大写しになり、イギリス兵たちが喝采するシーンは爆笑ものです。

 



タイトルは「城の生活」とありますが、中身は田舎で暮らす小市民の夫婦の話です。

(フィリップ・ノワレは小市民役にぴったりです)

ここでも、やはりドヌーヴは、BBのような良家のお嬢様役ではなく、こうした庶民的な女性の役なのです。

日本盤DVDは出ていませんが、VHSなら入手可能です。


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