来る5月1日は、いにしえのフランスの大女優ダニエル・ダリューの生誕107周年です。
それを記念して、ダニエル・ダリューの作品を紹介しています。
(1917年5月1日-2017年10月17日, 100歳)

 

『自殺への契約書』(1958)
監督 ジュリアン・デュヴィヴィエ 
共演 ポール・ムーリス

撮影 ロベール・ルフェーヴル

【あらすじ】
第二次世界大戦が終結して15年が経過したある日、レジスタント活動に関わっていたピカールとマリーは、自身の邸宅にかつての仲間を晩餐会に招待する形で呼び寄せた。
再会を喜ぶのも束の間、彼らが集められたのには理由があった。
戦争終結の直前に抵抗運動のリーダーが銃殺されていたが、それは密告者の裏切りによるものだったのだ。
裏切り者が誰であるかを究明するため、同志たちは集められたが…。

 

ダニエル・ダリューの41歳の主演作品です。
40過ぎても映画の主演が可能であるのが、彼女がフランスきっての大女優である証です。

若い頃のコケティッシュな魅力ではなく、上品で知的な印象を与える女性を演じており、その意味で、デボラ・カーに近いかもしれません。
じっさい、デボラ・カーと年齢も4歳しか違いません。



ヌーヴェル・ヴァーグ前夜に撮られたデュヴィヴィエの作品なのですが、
当時のハリウッドのフィルムノワールテイストもあり、なかなかのサスペンスに仕上がってします。

特にラストシーン近くの緊迫感のなかでの、彼女の佇まいは、凛としており、
ビリビリと手紙を破くシーンは、おっとりとした役が多かった彼女とは隔絶の感があります。

 












この作品は、2017年に彼女が逝去された際には、追悼番組としてフランスではテレビ放送されたそうで、彼女の代表作とも言えましょう。

 

ダニエル・ダリューはなんと100歳まで生きて逝去しました。

いま80歳の誕生日を迎えようとしているカトリーヌ・ドヌーヴは、フランス映画史ではダニエル・ダリューの遺伝子を継いでいると発言しています。

カトリーヌ・ドヌーヴもまた、100歳まで生きるのかもしれません。

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