4月5日のベティ・デイヴィスの生誕116周年を記念して、彼女の作品を紹介します。
(1908年4月5日生誕 - 1989年10月6日死没)
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こちらは、Amazonプライムビデオで無料で視聴可能です。
『倒れるまで』(1937)
監督 マイケル・カーティス
共演 エドワード・G・ロビンソン、ハンフリー・ボガート、ハリー・ケリー
撮影 ガエタノ・ゴーディオ
【あらすじ】
同業者と対立しながらも恋人のクラブ歌手と協力して、チャンピオンと対戦するまでにボクサーを育て上げたプロモーターが、八百長で大金を得ようとするのだが・・・・。
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ベティ・デイヴィスの20代の作品です。
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なんという豪華なキャストでしょうか。
当時の最高の悪役俳優エドワード・G・ロビンソン、そして、名バイプレーヤーのハリー・ケリーが出演しています。
そして、ブレイクする直前のボギーです。
かつて映画とは監督の作家性などで見るのではなく、俳優の競演を楽しむという時代だったことが分かります。
おそらく歌舞伎のように、役者たちの演技を楽しむものだったのでしょう。
(本来ならば、最も崇高に取り上げられるべきボクサー役のウェイン・モリスにあまりスポットライトが当たらないのも、そうしたことによります。)
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ベティは、その大きく見開いた目から見上げる視線が印象的です。
ベティが笑うとき、破顔一笑とも言うべきか、それまでの冷ややかな表情と笑顔とのギャップが大きいのも印象的です。
どうしてもジャンヌ・モローを思い出してしまいます。
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