本日1月23日は、ジャンヌ・モローの生誕96周年です。
(1928年1月23日生誕 - 2017年7月31日死没)

それを記念してジャンヌ・モローの作品を紹介します。

 

ジャンヌ・モロー Jeanne Moreau:

1928年パリ生まれ。父はレストラン経営者、母は元ダンサー。
18歳の時に見た舞台で演劇の世界に魅了され、コンセルヴァトワールに入学。
その後モリエール劇団に入り、1948年映画デビュー。
1957年の『死刑台のエレベーター』で話題に。

 

29歳のブレイクなので、かなり遅い映画スターです。
なお、カトリーヌ・ドヌーヴは最も尊敬する俳優として、ジャンヌ・モローを挙げています。

 

こちらは、『死刑台のエレベーター』(1957)の次の年の作品で、モローが信じがたく美しい作品です。

 

『絶体絶命(ピンチ)』(1958)
監督 エドゥアール・モリナロ
共演 ジェラール・ウーリー、クレール・モーリエ
撮影 ロベール・ルフェーヴル

【あらすじ】
深夜のパリで、ジャックはの死体をコンクリート・ブロックを使って建築現場の塀の中に塗りこめた。
妻のグロリアのために。
話は3ヵ月以前にさかのぼる。
少壮実業家のジャックは妻グロリアの不貞に気づいた。

相手は、ノルマンという演劇志望の青年だった。
苦しみ悩んだ末に、彼は妻をもう一度自分のもとにとりもどすために、トリックを思いついた。
事故死した部下の旅券を使って、彼の名でジャックは妻に脅迫状を送ったのだ。
密通を夫に知られたくなかったら20万フランを支払えと記して… 

 


モローは、不倫妻や性に奔放な役が多い女優です。

不倫妻であれば、出世作の『死刑台のエレベーター』(1957)、『恋人たち』(1958)、『雨のしのび逢い』(1960)が、まず挙げられるでしょう。
結婚という制度を否定した
『突然炎のごとく』(1961)や、冷酷な恋愛ゲームの首謀者役を演じた『危険な関係』(1959)も有名です。
極めつけは、『マドモアゼル』(1966)では、男に復讐する欲求不満の教師を演じています。
この作品でもモローは不倫妻の役を演じています。


さて、この作品は、エドゥアール・モリナロという聞きなれない名前の監督の第1作です。

モローは、『死刑台のエレベーター』のルイ・マルの薦めもあって出演したところ、意外にも素晴らしい仕上りになっています。
 ※この作品は、フランスの映画批評家アンドレ・バザンにより、圧倒的な技術について称賛されたと言います。

じっさい、このモノクロームの画面の完成度は高く、モローが極めてフォトジェニックに映し出されております。

 
















残念ながら、この作品は日本で公開されたものの、DVDは出ておりません。

モローの作品は70作品ほど公開されたりしているのですが、日本で入手できるソフトは30作品くらいでしょう。


 

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