1月23日は、ジャンヌ・モローの生誕96周年でした。
(1928年1月23日生誕 - 2017年7月31日死没)
それを記念してジャンヌ・モローの作品を紹介しています。



本日ご紹介するのは、作家マルグリット・デュラスを演じた晩年のこの作品です。

 

『デュラス 愛の最終章』(2001)
監督 ジョゼ・ダヤン 
撮影 キャロリーヌ・シャンプティエ
共演 エーメリック・ドゥマリニー

【あらすじ】
1975年、学生だったヤン・アンドレアは、大学で自らの映画「インディア・ソング」を上映するために訪れていた作家デュラスと出会う。
以来彼女の作品の熱烈なファンとなり、5年もの間、毎日手紙を書き続ける。
そして彼が手紙を書くのをやめたある時、デュラスから“会いに来るように”と記された手紙が届く。
その日からヤンとデュラスとの愛の生活が始まる。

 

ジャンヌ・モロー(1928-2017)と、マルグリット・デュラス(1914-1996)。
フランスの知的な女性を代表する知的アイコン同士の、極めて興味深い組み合わせです。


『雨のしのび逢い』(1960)は、デュラスの小説の映画化でした。
その41年後、モローはデュラスの伝記映画で、デュラス自身を演じることになりました。


実は、モロー、デュラスだけではなく、更には、もう1人女性が関わっている映画です。

 

それは、撮影監督のキャロリーヌ・シャンプティエです。
キャロリーヌは、驚くべき撮影監督です。
ゴダールの『右側に気をつけろ』(1987)他の作品、リヴェットの『彼女たちの舞台』(1988)、ガレルの『夜風の匂い』(1999)、テシネの『溺れる女』(1998)。
他にも、ドワイヨン、カラックス... フランスの天才映画監督たちが、こぞって起用したのはキャロリーヌでした。

 

その偉大さゆえに、2009年から2012年までのあいだ、フランス撮影監督協会の会長を務めているほどです。
 


キャロリーヌによって撮り上げられたこの映画の痛々しさについては、また別の機会に取り上げたいと思います。

 










 

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