来る6月5日はステファニア・サンドレッリの生誕78周年です。
それを記念して、ステファニアの作品を紹介しています。
(1946年6月5日生まれ)

 

『誘惑されて棄てられて』(1963)
監督 ピエトロ・ジェルミ 
共演 サロ・ウルツィ

撮影 アイアーチェ・パロリン
製作 フランコ・クリスタルディ

【あらすじ】
家族が寝静まった頃、一人勉強にいそしむアネーゼに関係を迫る姉の婚約者ペッピーノ。
しかし彼女は妊娠、家族の知る所となる。
家名を傷つけず解決するには姉との婚約を解消し妹と結婚することが一番と思われた。
ところが彼は、自分の所業を棚に上げ、妹を尻軽女と罵り、姉の婚約も流れてしまう。
家長であるヴィンチェンツォは、怒り心頭、家の名誉を地に落とした男の殺害を企てるが・・・。


ステファニアの出世作『イタリア式離婚狂想曲』(1961)に続く、ピエトロ・ジェルミの作品です。
製作も、同様にフランコ・クリスタルディです。





イタリアの古い慣習を皮肉った悲喜劇です。

 

ステファニアはそうした慣習の犠牲となる、唯一まともな存在を演じております。
ステファニアは一度たりとも笑うことなく、眼を伏せてばかりいます。
机で物を書いたり、裁縫をしたり。




そして、視線をあげるときは、古い慣習に対する怒りや強い感情を示すときだけです。

 







また、最も美しいショットは、彼女を横から捉えたショットです。
涙を流しながら、姉に対する告白の手紙を書くステファニアへ、落ちる光が美しく感動的です。







このフィルムは冒頭から、ステファニアが、街を家政婦と歩くシーンから始まります。
黒い服を着て、眼を伏せながら歩く、その長身でスリムな体型が美しく、
新スターであるステファニアへ対する、フランコ・クリスタルディとピエトロ・ジェルミの期待が分かります。








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