12月27日はマレーネ・ディートリッヒの生誕122周年でした。
(1901年12月27日 - 1992年5月6日, 90歳没)

それを記念して、ディートリッヒの代表作品を年代順に紹介しています。

 

『焔の女』(1941)
監督 ルネ・クレール
共演 ロバート・ヤング、ブルース・キャボット
撮影 ルドルフ・マテ

【あらすじ】
ヨーロッパ貴族の血筋と偽ってニューオリンズに流れてきたディートリッヒ演じる魅惑的な美女。
じつは生活に疲れた“元娼婦”。
妖しい魅力で玉の輿をねらって銀行家に近づくが、世話焼きの船乗り男の“真実の愛”に気づきハッピーエンド。

 

日本ではDVDを入手できない作品です。
ディートリッヒの異色コメディということで、日本では人気がなかったのかもしれません。

物語は、定番の結婚式での花嫁争奪劇です。



撮影監督は、当ブログで何度も紹介しているハリウッド最高レベルのルドルフ・マテです。
直前にもディートリッヒ主演の『妖花』を撮っていますが、それと同様に陰影に富んだ撮影、ディートリッヒをヴェール越しで撮影する技術は、ハリウッド絶頂期ならではです。

 

とりわけ、クライマックスでのディートリッヒの瞳の潤み具合は、本当に驚くべきものがあります。
フランスのミシェル・モルガンと言い、ディートリッヒと言い、ガルボと言い、トップ女優は瞳で勝負をしていたのです。

 

(ディートリッヒの帽子については、いつか分析したいと思います)
 














 


ところで、この頃のディートリッヒの映画では、多国籍性が際立っています。

純粋に、米国人だけで作られている作品もありながら、以下のような多国籍作品が半分近く占めています。

 

『鎧なき騎士』(1937)

  製作:イギリス、監督:フランス人、撮影監督:アメリカ人

『天使』(1937)

  製作:アメリカ、製作者・監督:ドイツ人、撮影監督:アメリカ人

 

『妖花』(1940)

  製作:アメリカ、監督:アメリカ人、撮影監督:ポーランド人

 

『焔の女』(1941)
  製作:アメリカ、監督:フランス人、撮影監督:ポーランド人

   ※この頃、大戦下のフランスからアメリカに逃げてきたジャン・ギャバンと付き合っていました。

 

『狂恋』(1947)

  製作、監督、撮影監督:フランス人


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