カトリーヌ・スパークの生誕79周年、没後2周年を記念して、彼女の作品を紹介しています。
(1945年4月3日 - 2022年4月17日)
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カトリーヌ・スパーク、初のテクニカラー作品です。
『恋のなぎさ』(1964)
監督 フロレスタノ・ヴァンチーニ
共演 ジャック・ペラン、ファブリツィオ・カプッチ
撮影 ロベルト・ジェラルディ
【あらすじ】
主人公の少女がボーイフレンド二人と、とある島へ旅行に行く。二人はそれぞれ、彼女をモノにしたいと思っていたが、彼女が身体を許したのは中年の男性だった……。
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『愛してご免なさい』と並んで、スパークのキャリア絶頂期の作品です。カトリーヌ・スパークは19歳です。
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彼女が注目を浴びた『太陽の下の18歳』『狂ったバカンス』のようなバカンス映画で、
この頃としては珍しいテクニカラーで撮影されており、南イタリアの太陽の日差しが眩い映画です。
原題は「熱い生活」で、フェリーニの『甘い生活』を意識しているのかもしれません。
また、エンディングソングもカトリーヌ・スパークが歌っていて、名実ともにイタリア映画のトップ女優だったことがうかがえます。
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ストーリーも単なるバカンス映画ではなく、後半深刻な事件を迎え、ラストシーンは苦い後味を残します。
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なお、この映画は日本ではソフトが出ておりません。
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