カトリーヌ・スパークの生誕79周年、没後2周年を記念して、彼女の作品を紹介しています。
(1945年4月3日 - 2022年4月17日)
『愛してご免なさい』(1964)
監督 レナート・カステラーニ、ルイジ・コメンチーニ、フランコ・ロッシ
共演 レナート・サルヴァトーリ
衣裳 ピエロ・ゲラルディ
撮影 マリオ・モントゥーリ、ロベルト・ジェラルディ ※テクニカラー
第1話 未亡人
第2話 優しくして、修道士様
第3話 若い妻
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19歳のカトリーヌ・スパークのキャリア絶頂期の作品です。
彼女をいかにイタリア映画界が必要としていたかが分かる超豪華作品です。
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3人の監督を投入し、スパークに全く別の役柄を演じさせたというオムニバス作品です。
この手のオムニバス映画は、各国でで流行し、さしずめ女優の幕の内弁当のような様相を呈していました。
・『ボッカチオ'70』(1962)
ソフィア・ローレン、ロミー・シュナイダー出演
・『黄色いロールスロイス』(1964)
イングリッド・バーグマン、ジャンヌ・モロー、シャーリー・マクレーン出演
・『愛すべき女・女たち』(1966)
アンナ・カリーナ、ジャンヌ・モロー、エルザ・マルティネリ、ラクエル・ウェルチ出演
ほかにも、女優をフィーチャーした作品ではありませんが、オムニバス映画としては、『ロゴパグ』(1963)、『パリ、ところどころ』(1965)、『ベトナムから遠く離れて』(1967)などがあります。
また、この作品のように1人の女優を全く別の話に出演させるのは、
ソフィア・ローレン主演・デ・シーカ監督の『昨日・今日・明日』(1963)があります。
『愛してご免なさい』は、その翌年に作られた作品となります。
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そして、この作品は、何と言ってもテクニカラーで撮られており、この時代のイタリアとしては珍しい作品です。
ピエロ・ゲラルディによる様々なファッションが楽しめます。
シネマスコープのため、スパークの長身が活かせないのが残念です。
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なお、この映画は日本ではソフトが出ておりません・・・
2021年のレトロスペクティブのラインナップにも残念ながら入っていませんでした。
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