カトリーヌ・スパークの生誕79周年、没後2周年を記念して、彼女の作品を紹介いたします。

 

カトリーヌ・スパーク / Catherine Spaak

  • 1945年4月3日 - 2022年4月17日
  • パリ近郊ブローニュ=ビヤンクール生まれ。
  • 父親のシャルル・スパークは脚本家。
  • 伯父のポール=アンリ・スパークは、ベルギーの首相。
  • 『穴』でソフィア・ローレンに見出され、その後多くのイタリア映画で活躍。
  • 1970年代より、C級映画や低予算スリラーへ出演。

まずは、15歳のカトリーヌ・スパークが注目された初主演作です。

 

『十七歳よさようなら』(1960)
監督 アルベルト・ラトゥアーダ  
共演 クリスチャン・マルカン
撮影 ガボール・ポガニー 


【あらすじ】
主人公の17歳の少女は、同世代の青年とは何か合わないものを感じていた。彼女は、両親の知り合いである年上の男性に目を向けたが……。
少女の、性へのあこがれと幻滅を描いた青春映画。



同年のフランスのベッケル監督の傑作『穴』で端役で登場し、ソフィア・ローレンに見出され、ラットゥアーダ監督の抜擢により本格デビューしたのがこの作品です。

監督ラットゥアーダは、カトリーヌ・スパークだけでなく、『アンナ』ではシルヴァーナ・マンガーノを、『芽ばえ』ではジャクリーヌ・ササールを、『今のままでいて』ではナスターシャ・キンスキーを、それぞれ世界的なスターに仕立てあげた功績があります。


ところで、カトリーヌ・スパークにしても、ジャクリーヌ・ササールにしても、ナスターシャ・キンスキーにしても、イタリア女優ではないのですが、イタリア映画に頻繁に出演しています。

1970年代は、ドヌーヴもドミニク・サンダも何度かイタリア映画に出演しています。

ヨーロッパ映画界での覇権がフランスからイタリアに移ったのかもしれません。



カトリーヌ・スパークは、まだストレートボブにする前の、肩までの髪がある時代です。

『太陽の下の18才』以降のスリムなクールビューティーな姿はここにはありませんが、
イタリアの名匠ラトゥアーダによるスパークは、クローズアップで驚くべき美しさを放っています。













スパークは当時15歳ですが、役どころが17歳なので、この邦題になったようです。
なお、この映画は日本ではDVDは発売されていません。

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