カトリーヌ・スパークの生誕79周年、没後2周年を記念して、彼女の作品を紹介しています。
(1945年4月3日 - 2022年4月17日)

カトリーヌ・スパークのベストNo.2はこちらです。

 

『狂ったバカンス』(1962)
監督 ルチアーノ・サルチェ  
共演 ウーゴ・トニャッツィ、ファブリツィオ・カプッチ
音楽 エンニオ・モリコーネ

【あらすじ】
妻と別居中のアントニオは、息子を迎えに行く途上で若者のグループに出会う。
若さゆえのノリに苛立つアントニオだったが、一人の美少女フランチェスカが気になり、彼らのバカンスに巻き込まれていく……。



17歳のカトリーヌ・スパークが注目された作品です。

この作品でのカトリーヌ・スパークの魅力は、ストレートボブにあります。
ちょうど同じ年、アンナ・カリーナが『女と男のいる舗道』でルイーズ・ブルックスを真似てショートボブにしたのは偶然でしょうか。

 








タイトルほど「狂気」の映画ではなく、中年男の哀愁が、スパークのあどけなさによって、強調されるだけです。

この時代から増えてくる、ティーンエージャーたちのドラマと全く違う印象を残すのは、スパークのスレンダーな魅力によるのだと思います。





スパークは、半裸姿を見せますが、アイドル的な甘ったるさが無く、ギリギリ許容範囲にあります。
即ち、男性的な欲望に沿ってデフォルメされた女性像とは別ものです。






スパークは、ギターを弾き、ボーイフレンドたちに接吻して回り、中年男の車のボンネットに乗ります。








このボンネットに乗るという行為は、デビュー作『17歳よさようなら』でも展開されています。

おそらく、彼女のスレンダーな長身のシルエットが、シネマスコープの画面にふさわしくないための苦肉の策なのでしょう。
彼女が寝そべる姿が、あられもないベッドシーンでなかったことに、私たちはほっとします。


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