アメリカンギャングスター ーAMERICAN GANGSTER

アメリカンギャングスター

 監督:リドリー・スコット
 主要キャスト:デンゼル・ワシントン、ラッセル・クロウ、キウェテル・イジョフォー
 製作年度: 2007年
 製作国・地域:アメリカ
 上映時間: 157分
 ジャンル:サスペンス

ようやくこの映画を見る事ができた。
まだ始まって間もないのにも関わらず、映画館ではすでに小さいスクリーンで回数も少なくなっていて驚いた。なぜだろう?と思ってみた。1つ言える事はこの映画は3時間という長さだ。本当に長かった。
絶対に途中でトイレに行かないあたしだが、今回だけは行ってしまった。始まる前にちゃんと行ったにも関わらず行きたくなってしまったのだ。その位長い映画だった。

この映画は事実に基づいて作られている。その事実にも驚かされた。
60~70年代のアメリカは、いつでもどこでもドラッグが手に入った。だが、その理由にもちゃんと背景があった。怖いもの知らずでここまで来た彼はマフィアの中のマフィアだ!

アメリカンギャングスター

デンゼル演じるフランク・ルーカスは黒人マフィアを確立させた張本人で、ドラッグを誰の手も借りずに産地直送で質の高いままアメリカに密輸してそれを低価格でジャンキー達に売りさばいた。そのドラッグの名はブルーマジック。あっという間にブルーマジックは有名になり誰もがほしがる代物になった。

アメリカンギャングスター

そのように有名になればなるほど警察の目は鋭くなる。ラッセル・クロウ演じるリッチー・ロバーツ刑事は調査を始める。最初は黒人がマフィア組織を作ってるとは思わず、なかなかフランクにたどり着かない・・・。だが、少しずつその正体が明らかになってくる。

アメリカンギャングスター

何かを始めたり何かを開拓していくにはそれなりのリスクを負う事がある。
フランクはその責任を全て負う覚悟で始めた。というより、その責任を負わない様に全ての準備を自分1人で行い手を抜かない様に実行した。黒人だからやれないという考えを逆に使った。とても賢い!!
誰も想像がつかない事を実は裏でやっている訳だから突然上がって来た人物に警察もアタフタしてた。

アメリカンギャングスター

ラッセルもすごいがやっぱり今回の映画はデンゼルの勝ちかな?ってあたし的に感じた。
あたしは特に悪役なデンゼルが好き。なんだか凛々しく見える。悪い事してるんだけどエンディングは潔い。そこが好き!「トレーニングデイ」という映画がある。この映画でも彼は悪役を演じるが最後も死んでしまうがとっても潔い。なんだか男の中の男!今回はマフィアの中のマフィアって感じがした。

トレーニングデイ

この映画を見て改めてドラッグって恐ろしい兵器だと感じた。
普通に手に入ってしまいしかも中毒になって赤ん坊が隣りで泣いてる中で仲間と一緒になってドラッグを打ちまくって、そのままベッドの上で死んでしまい赤ん坊はそのママ置き去り・・・。そういったシーンが当時は腐るほどあったんだな~と感じた。そういう風に見ると「トレインスポッティング」もこういったシーンが出てくる。本当に自由を手にしたい人達が多かったんだ!そういった魔の手を使って商売をする人がいるのも恐ろしい。最近では、ヒース・レジャーやブラッド・レンフロもドラッグのオーバードーズで亡くなっている。昔も今も何も変わっていないのかもしれない・・・。