2007-01-31 00:30:23

「DIVIDE/ディバイド」 辻岡監督、二作目!

テーマ:ドラマ
どうも。今夜も前回と同じ辻岡正人監督の作品です。
ってか、これを見たから「ロスト・バイ・デッド」も紹介したかったんですけどね。

DIVIDE~ディバイド~/倉貫まりこ

¥4,536
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辻岡監督、渾身の2作目「DIVIDE/ディバイド」です。

最初、見かけたとき大して期待していなかったんですけど・・・

簡単な、内容から・・・

母親と二人暮らしの高校生、紗希は幼いころに生き別れた妹のことを気にしつつも普通の日常を送っていた。
が、不幸は突然やってきた・・・

ほんのちょっとした口げんか。それはいつもの光景だったのかもしれない。しかし、それが母親との最後の会話になろうとは・・・

突然の母親の病死。それが、紗希の世界の全てを狂わせて行く。
生きるため、夜の街に飛び込んだ紗希。一人ぼっちで生きていくなど考えもしなかった紗希には辛すぎる現実だった。

そんな紗希を支えたのは雑誌社に勤める優しい恋人の翔。それに高校の担任だった。

そんな紗希に関ってきたのは、ギャングのリーダー由紀だった。由紀にやり場の無い怒りをぶつける紗希だったが、由紀も幼少のころから両親が居らず、一人ぼっちだった。

由紀の恋人でストリートギャングのリーダー龍の暴走により、対立する組織同士が火花を散らす中、暴力と売春に染められた東京の夜の街の片隅で、癒えることの無い紗希たちの壮絶な生き様が展開していく・・・


と、こんなところでしょうか。
今回の作品はとてもすっきりしています。映像特典の中で言っていますが、最初85分の尺があったらしいです。が、作品の時間は60分です。
メイキングではセリフがもっとあるみたいなんですが、作品自体には全然セリフのないシーンがあります。
僕はこれで正解だと思います。

とかく、僕が思うのは邦画はセリフが多いんですよ。
それを覆した、僕が始めて見た作品が北野たけし監督の作品でした。

前作、「ロスト~」もそうだったんですけど今回はセリフを少なくして、何気ない仕草や演技で微妙な心情を表現する・・・
確かに難しいし、この作品も成功しているとは言いがたいですけど、それでもこの”間”を考えさせる演出は僕は好きです。

前作よりも数段面白い作品に仕上がっていると思います。
ラストの雨のシーンとか好きです。

荒削りですが、とても良い作品です。機会があれば見ることをお勧めします。


そそ、出ている女の子たちがグラビアアイドルらしいです。僕は残念ながら興味が無いので全然知りませんでしたが、そっち方面が好きな方は普段、アイドルとしての彼女たちとまた違った一面が見れて良いのではないでしょうか?

しかし、辻岡さんって存在感ありますね~。劇中、ワンシーンだけ出てくるんですけど・・・。
インパクトありすぎです。

本編を見終わった後、ぜひ映像特典のメイキングと舞台挨拶、トークショウまで全て見てください。
きっと辻岡監督の世界が好きになると思います。

「DIVIDE/ディバイド」公式サイト

DIVIDE@映画生活
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2007-01-28 00:15:55

「ロスト・バイ・デット」 熱いインディーズ作品

テーマ:ドラマ
どうも。あまり書きませんですいませんです。

今日は邦画のインディーズ作品についてです。
ロストバイデッド

ロスト バイ デッド/辻岡正人

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知る人ぞ知る辻岡正人監督のデビュー作です。

さて、簡単な内容は・・・

地球が張り裂けそうな夜。ロックバンドのヴォーカリスト、アキラは自分の身勝手さから恋人の真理を自殺に追い込んでしまう。
そのショックから空っぽになってしまったアキラはその虚無感を埋めようと暴力に走り、果てはドラッグにまで手を出してしまう。
そんなアキラを更生させようとファンの加奈は自身を犠牲にして奮闘するがアキラは暴力の渦深くに飲み込まれていく。
アキラの親友で真理に人知れぬ思いを抱いていた真矢はそんなアキラを見て憎悪を殺意にまで高めてゆく。
そして、まさに地球が張り裂けそうな夜、アキラの、そしてその周囲の人全てを巻き込んで、狂ってしまった戻らない時間は悲鳴を上げて加速していく・・・・


と、こんなところです。

インディーズ作品ですので、映像がどうのとか、演技がこうのというレベルではないと思います。
確かに見ていて疲れる作品ではありますが、現代の若者たち(まぁちょっと前ですけどね)のリアルな感覚が良く出ていると思います。

そして、僕が感じたこの作品のテーマは”取り戻せない”という事ではないでしょうか?
まぁ現実にこのような暴走をする人は稀だと思うけど、まさに”人の死”と言うものは失うものが多いと思います。
この作品の主人公、アキラは真理が死んだことによってもてる全てのものを失ってしまったんですから。
そして、それを埋める本当のものが判ったとき、自身が犯した全ての行為の代償を支払うことになってしまう・・・

今の世の中も、若者に限らず、このような風潮になりつつあると思います。
いつの世も今のツケはいつか将来返さなければなりません。

そんなことを考えさせてくれる作品でした。


この作品、もろ手を挙げて褒められる作品ではないかもしれませんが、ぜひ一度機会があれば見てほしい作品です。
そして、色々と考えてみてください。

ロスト・バイ・デッド@映画生活

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2006-05-25 23:27:51

「オトコタチノ狂」 刀は形じゃき、大事なのは志じゃ

テーマ:ドラマ

どうも。

このところ仕事が忙しくて・・・

がっ!思うところあって今日から出来るだけ更新して行こうと思います。


さて、今日はインディーズ作品です。

ビデオメーカー
オトコタチノ狂

某インディーズ作品を取り扱ったHPで予告編だけは見ていたんですけど・・・

先日ツタヤに行ったらあったので借りて見ました。


さて、簡単な内容など・・・


現代。冬の雨の中自宅マンションに駆け込む桜井。

一息ついたとき、扉の外に人の気配を感じる。恐る恐る扉に近付き「どなたですか・・・」と声をかけると突然4人の男達が駆け込んでくる。

桜井ののど下には刀の切っ先が押し当てられている。

そして開口一番、刀を押し付けた男はこう言った「おい、おまんどこのもんぜよ」


押し入ってきた男達は幕末の世を生きているはずの4人、久坂玄端、土方歳三、中岡慎太郎、中村半次郎だった。


はじめこそ4人を恐れていた桜井だったが時が経つにつれ心を許しあい、親交を深めてゆく。

4人にしても薩長、倒幕、関係なく『男』として理解してゆく。


が、そんな彼らとの時間は長くは続かなかった・・・



と、うまく書けませんがこんなところです。


まず言いたい。とりあえず見てみてください。

自分の目で見て、耳で聞いてみてください。


そこには今忘れられている「夢」(=志)があります。

いえ、そんなに大それたものではなく、日々生きるうえでの心構えと言うか、当たり前のようになってしまってそこにあるのに見えていないようなもの・・・

そんな事に気がつくと思います。


タイトルにもあるように「刀は形で、大事なのは志」なのです。

(僕の解釈では)ようは形はどうあれ、大事なのはどう思って行動や考えているか・・・ではないかと思います。


果たして過去の方たちに会って、劇中と同じような質問をされてハッキリ答えられる人がどれだけいるのでしょうか?

少なくとも僕も桜井さんと同じような行動しか出来ないと思います。

が、見る前と後では少し(本当に少し)ですが考え方が変わるのではないかと思います。

僕の好きな作品。「ローレライ」も似たような問いかけが劇中でされています。


少なくとも僕はこの問いかけに恥じないような生き方をしたいと思います(まぁちょっと大げさですけどね)。


しかし僕はラストの桜井の行動が気になってしまって・・・

心情的にはわからないでもないですけど・・・あんな行動をしなくともいいと思ってしまいました。


どんな行動かはご自分の目で確かめてください。



さて、最後なんですけどこの作品で久坂玄端役の成田浬さんなんですけどご病気だとか何とかいう書き込みを見まして非常に気になっております。

ご存知の方、良ければ教えてください。


ジョイ・イシイさんのHP



オトコタチノ狂@映画生活

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2006-02-04 23:53:41

「カナリア」 犯罪は終わりはしない

テーマ:ドラマ

どうも。

大分ご無沙汰でした。

また今夜から書きはじめたいと思います。

さて、今晩は邦画「カナリア」です。

バンダイビジュアル
カナリア

かの「黄泉がえり」を撮った監督さんの最新作・・・らしいです。

いや、僕は監督さんで映画を選んで見に行くわけではないので余り興味がなくて・・・

(あ、押井守監督作品の実写は別ですよ 笑)

さて、「カナリア」ですけど。

まずは簡単な内容から。

カルト教団『ニルヴァーナ』に母親に連れられて入会した光一は妹と数年を教団の施設で過ごした。

教団が事件を起こし崩壊してから関西の児童相談所に妹と共に預けられていたが、ある日現れた祖父に妹だけ引き取られ、光一は相談所に取り残されてしまう。

ある日、妹を祖父の許から取り戻すため。教団の幹部として犯罪者として行方をくらました母親を探すため。光一は相談所を脱走する。

途中、出会ったユキと行動を共にし、出会った人々と触れ合ううちに教団で日常だった出来事と現実の日常とのギャップに戸惑いつつ成長していく光一だったがその行く手には過酷な現実が待ち構えていた・・・

と、こんなところですね。

この作品。アノ事件をモデルにしています。

自分達の信じていたもの、生活の全てだったものが偽りであると世間から言われてしまったとき、どう行動するか?その後どのように生きていけばいいのか?

また、自分の意思ではなく、半ば強制的にカルトに入れられ、生きるためにその全てを受け入れるしかなかった子供たちはどうすればいいのか?

ハッキリ言えばこの作品中では答えは示されていません。

と、言うか、問いかけだけであると言ってもいいと思います。

が、最後に光一が言うセリフに全てが集約されていると思います。

そう、事が終わっても現実は終わり無く続き、時は変わりなく進んでゆくのです。誰彼の違いなく平等に。

それを知らしめるためにも是非見ていただきたい作品です。


事件はその当事者(被害者、加害者共に)の方にとっては犯人逮捕などで終わるわけではなく、過去の記憶として生きている限り記憶に刻まれるものなのです。


この作品をみて、その辺りに思いをはせるといいと思います。



と、もう一つ。ユキちゃん役の谷村美月ちゃんがまた可愛いんですよね。

美月ちゃんを見るだけでも価値があると思います(笑)。

美月ちゃん

カナリア@映画生活
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2005-06-08 13:48:06

「HEART ~ハート~」 狂おしいまでの家族への愛

テーマ:ドラマ

どうも。

今日はイギリス映画です。

タイトル: ハート デラックス版

「ハート」です。

僕らの世代だとハートと聞くとハート様を思い浮かべる方がいると思いますが全くの無関係です。


さて、簡単な内容は・・・


17歳の若者、ショーンはある日交通事故で命を失った。

そのショーンがドナーカードを持っていたため母親のマリアはその心臓を提供することにする。


その心臓を移植されたのはゲリーだった。

ゲリーは妻、テスの浮気に悩まされ些細な口論の末に発作を起こし、心臓を悪くしていたのだ。


心臓移植は成功し、いざこざの原因である夫婦生活もうまくいくようになる。が、未だテスを信じ切れず、また、移植後行動が粗暴になっていくゲリーは原因が心臓提供者にあるのではないかと思い、マリアに近付いて行く。


一方マリアは突然現れたゲリーに対し、ショーンがゲリーの体内で生きているような妄想を抱くようになる。


出会ってしまった人々はその心臓に導かれるように運命の渦に飲まれていく・・・



と、いった感じでしょうか?


まず、ジャケットの写真に騙されてはいけません。

パッと見ホラーみたいな感じですが、全然違います。


中身は「21g」のような重厚な人間ドラマです。


ちょっとサイコちっくなところもありますが、現実に照らし合わせて見るとそうなるのではないかと思います。

愛するがゆえに心臓=体の一部でも良いからこの世で生きていてほしいと願う母親の愛。

愛するがゆえに妻を縛り付けることしか出来なくなる夫の愛。


この作品には突然降りかかった”死”によって愛を狂気にまで高めてしまった人々の姿が描かれています。

ラスト、一人蚊帳の外、と言うか知らん振りだった人物の迎える結末は、それまで描かれてきた人物達の心情を考えると当然のように感じられます。


決してその愛は許されるものではありませんが、本人にしてみればその愛は至極当然なのかもしれません。



色々と考えさせる作品です。興味のある方、どうぞご覧になってください。



参考

タイトル: 21グラム (初回出荷限定価格)

同じ心臓移植に関する物語です。



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2005-05-06 23:01:17

「シュウシュウの季節」 儚い少女の物語

テーマ:ドラマ

どうも。

今日は某巨大掲示板でちょっと話題になっていて気になった作品を紹介します。


タイトル: シュウシュウの季節

・・・僕らしくもない作品と思われる方、沢山いると思いますが・・・

なぜ僕がこの作品を見たかといいますと「後味の悪い映画」と言うことで紹介されていたからです。


が、僕はこの作品。確かに後味が悪いことは悪いんですが許される悪さだと思います。

要するに物語の流れに必然性が感じられるのです。



内容は・・・

「文化大革命」の末期。中国では都会の子供達を田舎に送り労働を学ばせる下放政策が存在した。

成都に住む文秀(=あだ名がシュウシュウ 秀秀)はこの政策に選ばれ、同級生達と共に親元を離れ辺境の地に旅立っていく。


一年後、持ち前の気丈さと真面目さでシュウシュウは一人、「本部」がある町を離れて放牧を習いにチベット人の老金(=ラオジン)のところに行くことになる。


が、一人、町を離れたことによりシュウシュウの運命は坂をゆっくりと転がるように・・・



と、言ったところです。


はっきり言うと、今の世界の風潮としては受け入れられない人の方が多いと思います。

主人公二人の無力さなど、今の世の中(の映画の中でも)ならばこのような展開にはならないと思います。


あえて詳しくは書かないですけどもこの時代、東洋の人々はこういう考え方の人の方が多かったと思います。

いつも犠牲になるのは善人と子供達というのは今も昔も変わりないですけどね(汗)


シュウシュウをここまで貶めてしまったのは他ならぬ「大人たち」のせいでしょう。

そして、シュウシュウを救えなかった「無力な大人」は最後・・・。



そのあたりを踏まえながら一度見てみることをお勧めします。



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