15年ほど前、最初に店を始めようとしたときに

他にない、個性的な品揃えを目指そうと、

色々なメーカーに問い合わせた。

 

が…

リスクを背負い込みたくないメーカーは

小売店とは直接取引は出来ない!

という所が多く、問屋を通してくれ。

というのがほとんどだった。

 

そこで、問屋さんに頼んで仕入れてもらった訳だが…

ウチだけが相手では、取引量も少ないため

問屋さんも他の店に「オススメ商品入荷」と一斉案内を出し

それが、ウチの店にも届いてしまう…

結局、他店と品揃えは変わらなくなったえーん

 

「急に○○が必要になった」人たちの為に

模型の駆け込み寺を目指した。

深夜営業の模型店は、画期的では?

と夜11時までの営業としていたが・・・

 

酔っているのか?

「これ、なつかしい!」とか

「欲しかったけど、買えなかった」とか

「前に作った時は・・・」とか

若い人たちが大騒ぎして帰って行く

冷やかしばかりで、疲れてしまったショボーン

現在は夜9時までの営業で落ち着きました。

 

2019年11月

今の店舗に移転し、工作室・塗装ブースを併設しました。

また、パチ組みでも楽しめるように

撮影用のジオラマを製作したりもしましたが

コロナ直撃!営業自粛で来店アピールも出来ず・・・

 

さらにガンプラ、塗料などの品不足もあり

問屋にも在庫は無く

発注しても仕入れは出来ず・・・

 

それでも「この店、何も無いな」

と言われないようにネットなど、

他店から購入し補充していましたが・・・

 

「欲しい物を探している人」は、

それ以外を買うことは、ほぼ無く

結局、利益にはならず、ただのサービスになってしまう。

 

そんな中、

去年あたりから、一部商品で、

メーカー希望価格の値上げが続いている。

 

さらに、消費者には直接関係ないが

卸値が上がっている。

メーカー希望価格に対しての掛け率なので

差額は、小売店が背負うしかない。

消費者には良い顔していたのか

単純にメーカー希望価格を上げる事はしないようだ。

 

メーカ希望価格は、定価ではないので

小売店で売値を決めることが出来る。

が、多くの消費者が「定価」と認識しており

それより安い事が求められ、

高くつけるなど現実的ではない。

 

本当に必要な人は高くても買う!

とも言われたが

そんな稀有な人達だけを相手に

商売は成り立つとは思えない。

 

先の「急に○○が必要になった人」と同じで

ほとんどいない!というのが体感である。

 

実感として

品薄の商品を探している人は

「その商品」が欲しいのであって

他の商品を買うことは、ほとんど無い。

しかも近所で手に入るなら、

遠方まで行く必要も無い。

 

となれば、

近場の人たちを相手にサービスを充実させる

しかないのだが・・・

 

今後は、工作室・塗装ブースをメインに

エアブラシ塗装などを始めたい人たちに向けて

PRして行こうかと考える「梅雨」のひととき・・・てへぺろ