CINEMAの花道

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トレマーズ

パニックアクション映画映画といえば、
海から襲ってくる 【ジョーズ】。
天才映画監督カチンコスティーブン・スピルバーグ。

空から攻めてくる 【鳥(バード)】。
サスペンスの神様アルフレッド・ヒッチコック監督カチンコ

そしてこの【トレマーズ】は、なんと地中からビックリマーク
監督カチンコはロン・アンダーウッダ。
「誰・・・!?
って感じですが、主演はケビン・ベーコン。
【アポロ13】、【告発】、そして一番好きな【アフリカンダンク】。
そしてこの【トレマーズ】。

そもそもケビン・ベーコンが出ていたから見た映画なんですが、
見始めるとこれが結構面白いニコニコ

ネバダ州の広大な砂漠には、なぜか奇妙な地震が続いており、
住民が鉄塔の上で餓死するなど不可解な事件が起こります。
その犯人は地中にすむデカイミミズの化け物
”グラボイズ”
「どこで生まれたか?」「どこからきたのか?」は一切不明・・
それを聞こうとすると、
「そんなのココをでることが先決だろっビックリマーク
てな感じなので皆さんもそこには突っ込まないで下さい。

とにかく住民達は協力しながら、
グラボイズと戦います。
ある時は棒高跳びの様に石から石に渡ったりするなど、
色々な『プラン』と『行動力』で乗り越えていくことが実に面白い。ニコニコ

特に武器マニアの親父、超面白い。
映画みていると、場の流れ、雰囲気、主人公に逆らって行動すると
死んじゃうことがよくあります。
この親父もケビン・ベーコンの
「逃げろ!」という忠告を聞かず、
「ふざけんな!ここは俺の家だ!」と言い残るシーンがあります。
『ああ~コイツ死ぬな・・ドクロ
この流れじゃ誰もが思います。
そこへ待ってたかのようにグラボイズが・・・

ところがこの親父見事に期待を裏切り、
生き残ります。
どうやって切抜けるかは見てのお楽しみビックリマーク
これには完全にやられました。アップ
超爆笑シーンです。オススメグッド!


しかしこのクラボイズ・・
「笑える気持ち悪さべーっだ!
口から何本の蛇みたいな触手が生えており、
姿がキモイの一言・・
しかも死に方が気持ち悪く、超臭いらしいガーン
映画に臭いがでる機能がないのがせめてのも幸いです。

こんな奴が4匹もいるんです。
どうやって退治するかは見てください。

でもこのトレマーズ、パート4まで出ているとは知らなかった・・
ちなみに3までは見ました。
トレマーズ/ケビン・ベーコン

スタンド・バイ・ミー

今回は誰もが一度は見たことのある名作
【スタンド・バイ・ミー】をご紹介。

僕にとってはこの映画は原点回帰。

仕事が忙しくて疲れきった時に見ると、

すごく昔の頃の思い出がよみがえる映画です!

スタンド・バイ・ミー コレクターズ・エディション
それぞれ個性的な少年4人組が
死体を探しに行きながら、
少年から大人へと成長していく青春群像劇。

宝物や財宝ではない、
死体を捜しにいくというところに
スタンド・バイ・ミーの『核』があると思う。
大人ならわざわざ死体を捜しにいくなんてしない。
でも好奇心旺盛、有名になりたい、早く大人になりたい、
12歳だからこそ死体を捜しにいくのです。
死体を捜すという設定には、
12歳の少年に限定させる力があるのです。
これが単なる財宝だったら単なるアクション映画になり、
少年でなくてもいい訳です。
死体だからこそ、なんともいえない輝きを放ちます。

この先にあるのは、一体の死体。

その現実が少年達の心に重くのしかかっている

仕草が繊細に描かれています。



1986年のアメリカを背景に、

時に爆笑できるぐらいのシーンがあったり、
本当の自分の悩みを打ち明ける感動的なシーンがあったり、

コーディーのパイ早食い競争のシーンがあったり、

ワンシーンワンシーン見所盛りだくさんで目が離せない。

そして冒険を通して少年達は大きく成長します。


物語の中で、大人になるためにもがき苦しみ、

そのために何か置き忘れてきた現実が、

皆さんの人生ときっとリンクすると思います。


男性には少年の頃に忘れた何かとロマンを感じてほしい。

女性にもとりあえず見て欲しい・・・

(女性にとってはこの映画は賛否両論だと思います。)

「死体を捜しにいって何が楽しいの?」

「よく分らない・・」

とか聞いたことあります。


でも「なんでこの良さが分らないんですか!?」

「何か感じるだろ、ロマンを!?」

と言い聞かせておりました。



映画もオススメですが、原作本もオススメ!

実はスティーブンキング原作の

【恐怖の四季 スタンドバイミー 秋の目覚め】なのです。


スタンド・バイ・ミー―恐怖の四季 秋冬編 (新潮文庫)/スティーヴン・キング


映画と同じように見所満載ですが、

街に帰ってきた後、映画では語られていなかった、場面があります。


映画で死体を取り合うシーンで、不良に拳銃を向け

追っ払うシーンがあるのですが、

不良が「後で覚えとけよ!」

と言い残すシーンがあります。

その後映画ではその不良との場面はありません。


しかし!


原作では書かれているのです。

コーディー達はどうなるのかは読んだ人だけのお楽しみに~。

P.S. ちなみに 恐怖の四季 冬は、マンハッタンの奇譚クラブ

   といいつまらないので途中で読むの止めました。

ゴールデンボーイ

本日は映画映画のゴールデンボーイではなく、

スティーブンキング原作の同名小説本

【ゴールデンボーイ】を紹介しようと思います。


【恐怖の四季編 ゴールデンボーイ 転落の夏】

としてつづられてます。

ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)/スティーヴン キング
¥820
Amazon.co.jp

スポーツ、学問に優秀な16歳の普通の高校生、

トッド(映画ではブラット・レンフロが演じてます。)は、

ホロコースト(ヒトラー政権下のナチスが行ったユダヤ人絶滅計画。)

を学び興味を抱く。

ある日トッドは、強制収容所の司令官クルト・ドゥサンダーに出会い

その内容を聞き始める・・

それがトッドの転落の始まりだった。ダウン



スティーブン・キングはそのトッドの心情が、

徐々に『悪』に染まっていくことを繊細につづっています。


印象に残る記載に

いくつも並ぶ0があります。

並ぶ数はユダヤ人の処刑数・・


読んでいるときは自分の鼓動が激しくなり、

『はぁはぁ・・』と

息遣いが荒くなっていたのを覚えてます。


『悪』に目覚めるきっかけは単純な"好奇心"。

現代の青少年達がタバコ、ドラッグに興味をもつことと同じ感覚。

だが遊び半分で首を突っ込むと、

抜き差しならない状況に陥ることが現実にある

ということを教えてくれているようです。


このゴールデンボーイは、フィクションだが

自分の身にも降りかかってくる現実問題として

十分に考えさせられる恐ろしい作品です。


原作のあまりの恐怖に映画版映画は観てないので、

感想を教えてください。