№37
日付:2017/12/25
タイトル:勝手にふるえてろ
監督・脚本:大九明子
劇場名:ユナイテッド・シネマ豊洲 SCREEN5

パンフレット:あり(\700)
評価:★★☆
 
綿矢りささんは一度読んでみたい小説家の一人なのだけれど機会を逸していたら、映画化された作品と不幸な出会いをしてしまった。
その1。「二」役の渡辺大知がキショい。もう生理的にダメな部類。エンディングの「ベイビーユー」はイカしてたけれど。
その2。会社の同僚、月島(石橋杏奈)がとても良い子。こんなコを配置しておいての江藤良香のグレ具合は世界観的に許せない部分がある。本来どちらかを犠牲にしなければならないと思うのだが。
心を持った登場人物は正味4人しか出てこないのに、そのうちの2人に違和感持ってしまった。原作はどうなっているのだろう。
 
「でーれーガールズ」はあと一歩で見損ねた。本作は松岡茉優の一人芝居の熱が映画を救っている。大久明子監督の力量は見極める事叶わなかった。

 

 

 

 

パンフレット