№29
日付:2014/12/14
タイトル:福福荘の福ちゃん
監督・脚本:藤田容介
劇場名:シネプレックス平塚 シネマ1
パンフレット:あり(\720)
評価:★★★
森三中の大島美幸がオッサン役で主演するこちらの作品。人が良くて親分肌でみんなに好かれる塗装職人の福田辰男だが、女性は大の苦手。彼の職場仲間や貧乏アパートに暮らす奇妙な隣人との友達の輪。そんな彼のアパートを訪れる一人の美女が・・・
映画を観ている最中ずっと、福ちゃんは大島美幸でなければダメだったのかを考えていた。
ぽっちゃり系のブサかわいい役をこなせる人というと、内山君?、フットボールアワーの岩尾さん?、ドランクドラゴンの塚地さんなら経験も豊富、カンニングの竹山さん、ブラマヨの小杉さんにサンドの伊達さん、、、芸人ばかりが候補に挙がるなぁ。荒川さんじゃおせっかいな友人役に穴があくし。
大島さんの親方振りはさすが堂に入っていて、「イッテQ」でそう呼ばれているのと同じくらい違和感はない。ただ気のいいオッサンの日常を描いている内は良いのだけれど、福ちゃんの"恋バナ"がメインとなる後半はどうしてもフェロモン上の違和感を感じてしまった。
反面、いつもは"男っぽさ"の方が目に付く水川あさみさんが、本作品ではとても可愛く思えてしまいました。
大人計画の舞台はオープニングや劇中でしばしば映像を用いるのだけれど、それを担当していたのがこの作品の監督さんだった。松尾さんや宮藤さんがその才を認める監督さんだったのね。