№10

日付:1982/8/1

タイトル:ロッキー3 | ROCKY Ⅲ

監督・脚本:Sylvester Stallone

劇場名:中州ピカデリー1(1998/4/5閉館)  同時上映は「カリフォルニア・ドールズ」

パンフレット:あり(\400)

評価:-

 

1も2もイマイチな印象しかなかったくせに、3も観に行っている。これはおそらく同時上映の方を観たくて行ったのではなかろうか。「カリフォルニア・ドールズ」はおすぎ&ピーコ&宇田川幸洋さん達が褒めていた。

ところがこの3を思いのほか気に入ってしまった。サバイバーの主題歌が流れるオープニング、スター街道を歩むロッキーと、みるからに危険そうな今度の敵クラバーとの対比にワクワクしてしまった。

 

2013年5月6日

NHK BSプレミアム「プレミアム シネマ」放映(2013/4/30)分を鑑賞。

スタローンの本シリーズにおける脚本家としての巧みさにはやっぱり感心する。やれば出来る子ロッキーのやる気に火を点けるポイント作りもそうだし、3作目での敵役の設定とそれを迎え撃つ展開も実に上手い。サバイバーのイカした主題歌にも恵まれて、オープニングとエンディングの演出もキマッている。1作目から観返して、それぞれ当時以上に評価も上がりましたが、この3作目も同様に楽しめた。前作より監督としての技量も上がっているのではなかろうか。

 

難敵を倒す為に厳しい特訓を重ね、激闘の末に打ち倒すと、更に強大な敵が現れる・・・・これを我々は「少年ジャンプの法則」と呼びます。人気が衰えるか作者が壊れるまで続く友情・努力・勝利のサイクルを見慣れている日本人の目から見ても、ここまでは実に見事な各話の落とし前のつけ方。今回のTV放映を全話ダビングしておいても良かったとすら思いました。

 

私が映画館でロッキーを観たのはこの第3作目まで。ですが残りのシリーズも全て録画してしまった。本シリーズの顛末を、ちゃんと確かめたいという気にさせてくれました。

 

映画の記憶・・・と記録-ROCKY III
これはロビーカードのようです

 
映画の記憶・・・と記録-ROCKY III

パンフレット