映画の國名作選Ⅰイタリア編 『暗殺の森』(’70) | CINEMAな毎日

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なかなか観られない各国の名画を、スクリーンで上映する企画の第一弾イタリア編3作品。


名作選の 【 予告編も見られる公式サイト 】


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ファシストである若き哲学者。 暗殺を命ぜられた相手は、かつての恩師だった!


この哲学者はなぜ、ファシズムに傾倒していったのか。


そのきっかけとなった少年期の体験。 


ファシズムが崩壊した後のある日、その過去の記憶が、彼にとって人生の大どんでん返しとなって襲いかかる・・・。


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恩師の婚約者役のドミニク・サンダの美しいこと !! 当時まだ十代 だったなんて!? ↑左 


髪をアップにした時のキレイさには、ホレボレいたしましたヮ。



この美女2人(右は哲学者の妻)と、ダンスホールで踊るタンゴは圧巻! 特別な光を放つこの2人に、見とれぬ者はいないはず!




「暗殺」と言う言葉の怖さ・暗さ、緊張感が常にあり、哲学者の葛藤や苦悩も感じます。


なのに、どこかフッと笑ってしまうような人物や描写があったりする、不思議で魅力的な作品。


チラシに書かれていた通り、どのシーンの映像も美しかったです。




~ いつもドミニク・サンダのお供をしていた、真っ黒な超大型犬(多分、アイリッシュ・ウルフ)。


飼い主を守るために戦った、この忠実なワンコの殉職がショック・・・。