昨日のこと。
ちょっと長いです。
うちでは週に3回、ぽんちゃんが1歳の頃からフィリピン人のシッターさん(おんとし70歳)に保育園にお迎えに行ってもらってからお風呂と寝かしつけまでお願いしています
昭和なスタイルのサラリーマン中間管理職の私はなんとか週に2回残業無しで毎日やりくりしてるけど、シッターさんの居てくれる日はおもっきり残業したり接待したり
(旦那は通勤時間1時間の地で18時まで営業の店番してるのでアテにしておらず…)。
21時までシッターさんにお願いしてるけど大体19時には寝室に連れて行ってくれていて、20時〜21時までにぽんちゃんは就寝。私はその後に帰宅。
旦那は19時半くらいに帰宅するので、まあ最悪私が21時以降になっても旦那が(飲みに行ったりしない限り)家にいるから安心して仕事出来てます。
で、昨日はいつもより早く仕事終われたので20時くらいに帰宅。当然もう寝室にぽんちゃんはシッターさんといるので静か〜にリビングに入って旦那ともコソコソ小さな声で会話してました。
ところが寝室から
ママーーーー
マァマァーーーー
どうしたことか、私を呼んで泣き叫ぶぽんちゃんの声
静かにしていたつもりなのに帰ってきたことを察したのか??
寝室に入ろうかオロオロしたものの、シッターさんの宥める声もして、入ったら最後私以外では寝れなくなるだろうから、ぐっと堪えてみました。
暫くして落ち着いたのか泣き叫ぶ声は止み、21時ちょっと前にシッターさんが寝室から出てきました。
「今日はちょっと泣いちゃったみたい(英語)」
1歳の頃からお願いしているので2人はとても仲良し。言葉通じてないのになんか気持ちが通じてるっぽい。実際ぽんちゃんは家族を数えるときにそのシッターさんも含めてるくらい。それでもやっぱりママママってなっちゃう時もあるよね、、、
で、今朝ぽんちゃん、起き抜けに私にこう言いました。
「起きたらママが居なかったから泣いちゃったの。」
「違うママがいたの。どろくまちゃん。だから探しに行ったの。」
「???」
後で保育園の連絡帳にこのことを書いてみると先生から
「それは絵本のよるくまちゃんの話ですね」
おお、よるくまちゃん?Eテレのテレビ絵本でチラッと観たことあるけどどんな話だっけ?とググッてみて、、、号泣
以下絵本ナビさんからの抜粋です
「ママ あのね……
きのうのよるね、うんとよなかに かわいいこが きたんだよ。」
おやすみ前のベッドの中で男の子はママに話します。
その子はくまのこ、名前は「よるくま」です。
よるくまは、夜みたいにまっくろくて、胸のおつきさまがひかってる。
どうやらお母さんを探しにきたみたい。
目が覚めたらいなかったんだって。
ここから男の子とよるくまの夜の冒険が始まります。
こんな可愛い子をおいて、どこにいったんだろうね。
ふたりでよく行くお店や公園をまわってみますが、お母さんは見つけられません。
「もしかして もう とっくに おうちにかえったのかもね。」
ところが、おうちに帰ってみてもお母さんはいません。
とうとうよるくまの目から夜みたいにまっくらまっくろの涙がこぼれてきて…。
小さな男の子が、大好きなお母さんを探すよるくまのために奮闘する、素敵な夜のファンタジー絵本です。物語の後半で登場するよるくまのお母さんの大きなこと。子どもたちがみんな抱きつきたくなるような憧れのお母さんです。男の子も、きっとそんなよるくまのお母さんの優しさに触れながら、自分のお母さんのことを思うのでしょうね。ふかふかして気持ちよくていい匂い…。それは、この絵本を読んでいるたくさんの子どもたちと同じ気持ち。
さあ、そのままゆっくり幸せな眠りについてね。
「おやすみなさい」。
きっとぽんちゃんはいつものシッターさんとウトウト眠ろうとしていた時に不意に起きてしまって
そしたら隣にママは居なくて
悲しくて保育園で読んだこの物語を思い出したんだね
キュッと切なくなる。
そして今日もぽんちゃんはシッターさんと就寝。
旦那曰く今日は終始寝室からキャッキャって笑い声が聞こえてたらしいけど。
明日の朝はいっぱいいっぱい抱きしめてあげよう。
追伸 : 改めて、このよるくまちゃんの絵本、絵がとっても素敵です。酒井駒子さんという作家さんですが他の絵本もとっても素敵。うちでも買ってぽんちゃんと読んでみようかな。読むたび泣いちゃいそうだからやめとくかな。