もう死ぬのか以外浮かばなかった…


お姉ちゃんのおかげで体の中の中のしこりに気づいた

私はお母さんと一緒に近くの病院に行きました病院


熱があったので検温、採血、

そして、しこりが気になってたからレントゲンも

一応って気持ちで撮影してもらいました。


「結果が出るのに1時間くらいかかるから待っててくださいね」

と看護師さんに言われ、待合室で待っていると

看護師さんにいきなり名前を呼ばれ診察室に

すぐ通されました



レントゲンを見ながら先生が説明をしてくれてたけど

私は何を言われているか理解が全くできず、

隣で泣き始める母を見て

よくない話をしているって事は理解ができました。



↑20歳の私とお母さん


先生からは


「どうしてもっと早く(病院に)来なかったんですか」

「うちの病院では対応できません」

早急に手術が必要です


と言われ、泣く母を見て

「もう死ぬんだ…」

っていう気持ちしか浮かばなかったです。


でも、母の前では、家族の前では泣けませんでした。

泣かなかったという方が正しいかもしれません


泣いたら不安にさせちゃう

辛い気持ちにさせちゃう…と思って

一生懸命大丈夫なふりをして、

笑顔を作ることに必死でした



だけど1人になると不安で怖くて仕方なくて

「どうして私が…何も悪いことなんてしてないのに…」って考えて泣いていました。


でも母もきっと同じ気持ちだったと思います


お母さんの涙を見たのは卵巣腫瘍

先生から告げられたあの時だけで、それからは

私の前では涙を見せることはありませんでした


↑大阪旅行でのお母さんとの写真(当時20歳)