今日・4月9日
8年前に故郷・函館を離れて
アメリカに渡った日
私の人生第二幕が始まった日です
渡米後 最初の三か月は
ユタ州の友人宅にホームステイ
その後
南カリフォルニアのサンクレメンテにある
大豪邸でお手伝いを一か月
そして
アーバインに移り
ホームステイをしながら
語学学校に通ってました
ブログにも何度も書きましたが
2005年11月に母方の祖母
2006年7月に愛猫みつお
2007年6月に愛猫ゴンタ
2007年7月に実母
次々と大切だった家族たちが旅立って逝き
私は愛していた魂を看取りました
愛猫ゴンタと実母を
僅か10日間で亡くし
もう
自分は生きている意味もない
そう思っていましたね
今思っても
自分自身 良く立ち直れた
そう思います
もう後ろ髪引かれる事もなく
ただただ 想い出があり過ぎる函館に
悲しすぎて居られない
どこに行っても 母との記憶が蘇ってくる
母が他界してから
最初の二か月は 本当にどん底まで落ちていました
でも
そんな自分の気持ちを奮い立たせて
前進させてくれたのは
亡くなった母の言葉でした
『私がもし居なくなったら
貴方はアメリカに行きなさいね』
最期の二か月の間に
二度
母は私にこの言葉を言いました
母の死は 余命などを告げられたものではなく
突然の危篤からの他界でしたから
私は母の遺言のようなこの言葉を信じて
留学することに決めました
ただ一つ 確信のようなもの
『アメリカで何かが私を待っている』
この
不確かな確信だけが強く心にありました
その直感だけを信じて
2008年4月9日
母の一周忌を待たずに
愛する想い出故郷を後にしました
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今でも 失意の中旅立った日を
時々思い出すことがあります
決して
留学に対して浮かれてたり
ワクワクするような気持ではなかった
もちろん
自分がこの旅立ちの日から一年後に
すでに婚約していようとは
思いもしなかった
『何かが待っている』
の
『何か』
が
今の旦那で
自分の将来に あんな劇的な事が起こるなんて
ただただ
天国で私を深く愛してくれる魂を感じる日々
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ここ一年くらいは
ネット配信のドラマやバラエティを観ているんですが
ドラマにかなりの確率で出てくるパターン
特に
最終回に
『転勤が決まった・・・シンガポールだ
一緒に行ってくれないか』
なんてやつね
主人公 又は 主人公の恋人が
海外へ出国
というパターンが定番になったのって
1990年代の半ばあたりからかな
ドラマのようなことも無く
見送りは全部断って
一人で函館からアメリかに渡り8年
色々な事があったけど
結婚してからは 概ね平穏であると
言えるかもしれません
日本が大好きだし
特に食文化と友人たちを
恋しく思う日々ですが
おそらく
日本に定住することは もうないんだろうなぁ~
50歳を迎えて
終活について考える事も増えました
生き様は死に様
愛する家族を看取ってきて
毎回 つくづく思う事です
どう生きるか という事は
どう死んでいくか という事
いつも この事を忘れずに
生活していかなければ
と思います
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皆さま 良い週末&一週間を