ここ数日 ぽかぽか陽気のネブラスカ
今年は 本当に過ごしやすい日々で
まったく 冬眠なんてしてられない私
冬の優しい日差しに誘われて
フラ~っと 出かけたくなるのを
なんとか 我慢しています
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そんな中 昨日 友人からの小包が届きました
いつも コメントをくれる大切なリアル友達 ともまろ氏からです
可愛いステイショナリーがたくさん入っていましたわ
なんで 45歳になっても このような品々に
心を奪われてしまうんでしょうねぇ~
さすが ともまろ氏 私のハートを鷲づかみ商品の数々
チョイスは お見事です
これって 私の事をどれだけ知っているかってことですね
いやぁ~ 嬉しいサプライズプレゼントでしたわ
アメリカは 私のようなコレクターにはたまらない土地だけど
こうゆう新しい・可愛いステイショナリーは ないんだよねぇ~
すんごく 嬉しいわぁ~
カレンダーがシールになってるんです
アチコチに ペタペタと。。。貼りますとも!
貼らせて頂きますよぉ~
張り切って 英語の勉強しますよぉ~
ともまろ氏 ありがとう!
3投げキッス獲得です!
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昨日書いた記事の中で シナモンという犬について少し触れました
私は今まで あえて シナモンについて 記事を書くのを避けてきたんです
私たち家族にとって 一番悲しかった出来事だから
でも 昨日 バタースコッチの気持ちを書いて
シナモンへの感謝の気持ちを記事にしたくなりました
少し 長い記事なってしまいますが。。。
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シナモンは隊長がマイケルの10歳の誕生日にプレゼントした犬でした
2009年の12月11日に離婚が成立
その年 隊長とマイケルにとって
本当に 大変な一年だったんです
不況でビリーの仕事が激変 生活が出来ず
持ち家を抵当に取られ
11月1日に妻である マイケルの実母の浮気が発覚
そして 彼らは 12月11日に離婚したわけです
隊長は マイケルをなんとか元気づけようと
12月18日のマイケル10歳の誕生日に
大変な生活苦の中
お金を工面して ピットブルという犬種の雌犬を
ブリーダーから安く譲ってもらい
マイケルにプレゼントしたんです
それが その時 生後3ヶ月だった シナモン(メス)です
私たちが知り合う2ヶ月前の事です
この後 私たちは知り合い 電撃婚約し
ここネブラスカに 2台の車で
私たち3人とロッキーとシナモンは大移動した訳です
それは 2泊3日の旅でした
↓ 大移動中のビリーの車内 マイケルとシナモン
ネブラスカに到着後 最初の一ヶ月は
隊長の両親の家に居候していました
そして 私たちは すぐ 自分達の居場所を探し始めました
ところが もともと 賃貸の住まいはほとんど無い土地です
家を買うお金は 私たちにはありませんでした
家賃を払って 借りれる場所を手当たり次第当りましたが
駄目でした。。。それは 犬がいたからなんです
隊長の父が 『 犬を手放すしかないぞ 』 と言い
隊長も そうするしかない。。。と私に言いました
でも 私はその事にどうしても 納得がいかなかったのです
私は まだ 知り合ったばかりの隊長の父に言いました
『 彼らは家族です 今 私たちが彼らを手放したら
私は一生後悔します
どうしても なんとか 借りれる場所を探します 』 と
この事に 隊長の父が賛同してくれて
結局 隊長の父が 私たちを援助してくれる事になったのです
そして 義理の父が用意してくれた場所
それが 今のHowells村の家でした
私たちが 無事に移ってまもなくの事です
村に駐在している警察官が私たちの家に来ました
そして。。。。。。。。。。
『 君達は ビットプルという犬種を飼っているね
この村では ピットブルは飼えない規則になってるから
30日以内に手放してください 』
隊長はその頃 長距離トラックに乗っていて
あまり家にはいませんでした
私は これを聞いて 耳を疑ったんです
。。。。。。。。。。。。。。 シナモンを飼えないって事??? 。。。。。。。。。
私は隊長に直ぐ電話しました
そして 数日後 隊長が帰宅した時
隊長はこう言いました
『 どうしても 納得がいかない
似た犬種のアメリカンスタフォードテリアだ と言おう 』 と
でも 私は言いました
『 この村に住むのなら この村のルールを守らなければならないよ
もし 貴方がどうしても シナモンを手放せないなら
どこか 他の場所に引っ越しましょう
いま ここでウソを付く事は
マイケルの教育にも 良くない事だよ 』 と
こうして 次の日 私たちは シナモンを
ノーキル(殺処分されることなく 最後まで里親を探してくれる所)の
アニマルシェルターに連れて行ったのです
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私は ビリーがどんな気持ちで シナモンをマイケルにプレゼントしたか
マイケルがどれほど シナモンを可愛がっているか
そして もちろん ビリーも どれほどシナモンを可愛がっているか
私だって。。。一緒に過ごしてきた中で 愛情があります
シナモンは この時 まだ 9ヶ月の子供でした
この先は。。。昨日書いた記事の通りです
泣いて泣いて
人目もはばからず
私たちは シェルターのスタップが
シナモンを連れて行った後も 抱き合って泣きました
そして シナモンの変わりにと 連れ帰ったのがバタースコッチです
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私たちには もう 選択肢が無かった事
この村に住む以上は ルールに従わなければならない事
この日以来 ずーっと 隊長は 『この村が嫌いだ』 と言っていました
そして シナモンの事をリーク(密告)したと思われる
隣のご夫人の事も。。。大嫌いだ。。。と
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私は シナモンを手放したこの日以降も
よく シナモンの事を思い出しています
それは。。。感謝の気持ちなんです
ロッキーはミニチュアピンシャーです
だから 室内でも十分飼える犬で
隊長の父は 私たちの住処がなかなか決まらなかった時
ロッキーだけなら
うちで引き取ってもいい。。。。と言っていました
ただ シナモンは大きすぎるし パワフルだし
自分達には手におえないから なんとかしろ。。。。と
皮肉にも シナモンが居なければ
私たちが この家に住む事にはならなかったんです
でも この村に住んだから
シナモンを手放さなければならなかった。。。。
シナモンがこの家に導いてくれたように 私は感じているんです
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シナモンを手放した時
シェルターのスタップの女性は私たちに言いました
『 彼女は可愛い顔をしてるし
ピットブルは好きな人が多いわよ
とっても いい犬よ
とくに カリフォルニアに住んでいる
お金持ちの人たちが
番犬に欲しがるのよ
だから 心配しないで。。。。
私たちが最後までちゃんと
面倒をみるからね。。。』 と
私たちの事情をよく理解してくれて
このように言ってくれた事で 少し気持ちが楽になりました
きっと シナモンは 新しい飼い主の下で
可愛がられ 幸せに暮らしているに違いない
だって。。。私たちをこの家に導いてくれた
優しい・可愛い犬だから。。。。
シナモンの替わりに 連れてきたネコ族隊員 バタースコッチ
そして ロッキーが1匹では可愛そうだから。。。。と
去年の冬 シェルターから貰ってきた 犬族隊員 マサト
どちらも シナモンを手放した事によって この家に来た隊員
だから 私たちの心の中には いつも シナモンが居ます
。。。。 シナモン ゴメンネ そして アリガトウ 。。。。
※ この村では ピットブルやドーベルマンなど
強い とされている5犬種を飼う事ができないルールがあります