母が死んでから何回か節目節目にお寺で読むもの。
「般若心経」
なんだか漢字が多く、、、、なんじゃこれ～～って。
つなげると意味がわかるんだけど・・・・
って仏様になるとこの言葉の意味がわかるのかな？？？？
母の遺影の前で僧侶のあとに続いてただただ読んでいたお経。
ふと最近本屋さんで
これ！みつけて～～知りたくなったのです。
え！！般若心経って、たったの２６２文字で構成されていたのですね。
いや～～
最近読んだアドラー心理学・「嫌われる勇気」とピッタンコ重なるわけで～～
びっくり！！
まだ途中までしか読んでいないんですが
すごくそうだな～～って思ったことがあったので本からちと抜粋を！！
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五蘊 「五つの悩みのタネが絡んで心を乱す」
◎ この世に絶対的なものなど‘‘ひとつも‘‘ない
もっと背がすらりと高かったらよかったのに・・もっと記憶力がよかったら・・・もっと美人だったら・・・生まれもらったものはどうにもならないのに、あれこれ文句言っては劣等感をもってしまう （色）
嫌いだとか好きだとかは、みな自分だけのもちものなのに、自分の好きなものを、だれもが好きになってもらいたい。。。ととんでもない期待をして苦しむ （受）
自分が「いい」と思っているのに、友達に「キミはそれは悪いことだよ」といわれると、カチンと頭にきて「なぜ、悪い。どこが悪いっ」とむかついてくる。 （想）
おたがい、もっと信じあって、自分がすきなように生きたらいいのに、「あれは、いかん」「これはダメ」とチェックばかりして、人を痛めつける。 （行）
ひとつの価値基準をもったとたん、その価値判断に合わない人を、嫌う （識）
色・受・想・行・識の五つの蘊（悩みのタネ）が絡んで、人の平和の心を乱す。
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いや～～そうですよ！！！
その通りですよね。
そうおもうと人目を気にして生きたり、腫れ物に触る思いで人と接したりするのがバカらしいです。
人の死に生きで何を学ぶか？？？
って、私はこの世で一番私の愚痴や弱みを聴いてくれ、無条件の愛で守ってくれた母を亡くして
やっとこういうことに気づいてきたのかもしれない。
だつてもう弱音吐く場所がないわけで。。。。
４６年間、甘えていたな。
今、長女の大学進学のための引越しで家の中でいろんなものを探したり、持たせたりしている中で
こんなにたくさんの物に囲まれて暮らしていたのかと思うとゾッとした。
こんなにたくさんいらない！！！
「今」必要なものなど何割あるのか？
物に支配され、見てくれに支配され、物を手に入れることで満足感を得ていたのかもと思う。
生まれるときも死んでいくときも「裸一貫」
そして物よりも「絶対的なもの」に縛られている自分がさらに嫌にもなる。
10歳までの私は今と違う。
21歳のときの私も今と違う。
もっとおおらかだった。もっともっと自然だった。
今朝、NHKあさいちに秋元康氏が出演していた。
秋元氏は「脱・予定調和」と言ってた。
すごくいい言葉。 こうなるからこうならないといけない・・ってのが予定調和。
世間の考え方すべて。 自分の縛り。
普通であることのすべて。 これ、予定して調和していくもの。
それが一番傷つくことなく、安定・安心。
世間体よし！！
そこを脱したものが「革新」。
そして秋元氏はさらに
自分の生き方として
「人生５勝４敗一分けがちょうどいい」って。
「８勝２敗」とかだと
かなり人生野中で人と争っている時間が長く、人を恨んだり、憎んだり、自分を痛めつけている。
だから負けも必要。
上手くいかないことが必要。
敗けや引き分けは他の人のためになっているから自分が幸せ。
やさしくなれているときだそう。
ン～～～～！！
わかる！！いやに納得！！
だから秋元氏はすごいんだ！！
今日は般若心経からいろんなことがつながり勉強になったな。
私も時々はこのような理論的な思考になるのです。
もっと人生の中で世間に笑われなきゃ、人生もったいないな～～とも思う。
