どんなに素敵な場所であっても
どんなに素敵な歌声を聴いても
それに合わせる心の色を作ることが出来なければ
五感も感じないし、違う世界に映るでしょう
あちこちに重ねては 試して色をつくっては
いつもの色を思い出すまでに時間がかかり
パレットに色を落とす場所がなくってしまう
色を作るのに、パレットがいくつあっても
足りないでしょう
使ったパレットは何枚にもおよび
洗うことに時間がかかり
時間が立てば消えにくくなる
どんなに素敵な場所であっても
どんなに素敵な歌声を聴いても
人の心の趣(おもむき)は 誰とも違うものでしょう
人が寂しいというのはその為でしょう
どんなに一緒にいても
それぞれが想像する幸せも価値観も違う固有のものを味わい
どんなに同じものをみても
その明るさや暗さは その人の心に入る明るさは違うものだから
どう感じて、どう説明しても
すべが一致することは不可能だから
そのために、思いやりや、同情や、尊重という言葉がある