虹の橋を渡りました | シンデレラプロジェクト ★みんなで取組む保護犬のシンデレラストーリー★

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 シンデレラプロジェクトは獣医師、トリマートレーナーが中心になり、技術と経験を生かし人と犬が幸せに暮らせるための社会創りをしています。

 その日々の活動をブログで報告しています。

実は11月16日(月)午前0:30にふくちゃん、虹の橋を渡りました・・・。



譲渡会の次の日でした。

このところ下痢と食欲不振で体調不良が続いていたふくちゃん。

脱水もひどく、検査と毎日点滴をしていました。

検査の結果、腸に3cmX7cm程の腫瘍が見つかりました・・・。

結構大きい腫瘍でした。ふくちゃん。よく耐えましたね。強い子だったね。

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ただふくちゃんはもう15歳を過ぎている。

そして7kgあった体重も5.6kgにまで痩せてしまっていて・・・。

オペを受ける体力はもうないんですI

たぶん食べれないのと食べても吸収できないのはそのせいかもしれないと・・・。

ならば食べたいものを食べれられるだけあげましょう!ということに。

療法食とヤギミルクにしたら食欲はちょっとだでど出てきて、亡くなる数日前は下痢も止まりいいウンチも出るようになって

「すごくふくちゃん頑張ってるね!もしかしたらこのまままた復活するかもね!」

と獣医さんともお話していました。

亡くなる前日。

うちへ来て吠えたことは本当に片手で数えるほどなのに夜中に何回か鳴いていました。

きっとお腹が痛いのかな?

そんな鳴き方でした。

でも朝はごはんもいつも通り食べて日中はいつもと変わらない様子。

そして深夜。

いつもは部屋でフリーにしていたので好きなところで寝付いていたふくちゃんなのに

私の寝室の前で倒れこんでいるのを0:00頃発見。

ここまで来ることは今までなかったんです・・・。

きっと寂しくて助けを求めに来たのでしょうI

もう立てなくなっていて目も遠い・・・

「ふくちゃ~ん。大丈夫??」

と声を掛けた瞬間ゆるいウンチを漏らしちゃいました。

危険な状態になると犬はおトイレを漏らしてしまうことが多いです。

「これは危険・・・」と思い、そのままずっと声を掛けながらなでなでしてあげていました。

「よく頑張ったね。

辛かったよね。

ずっとここにいるからね。

大丈夫だよ。」

30分ほど経った頃、苦しむことなくすーっと亡くなりました。

センターにいる時も黄疸が出ていたほど衰弱して生死をさ迷っていたふくちゃん。

あれから見事に復活して元気になったふくちゃん!

余生の短いふくちゃんの里親探しは難しかったけど、

諦めずに来るお客さんにアピールして頑張ってたよね!

人間みたいな性格のふくちゃん。スタッフにも可愛がられていました。

引き出して約半年。

短かかったけど一緒に過ごせて楽しかったよLove

進むの遅いけどお散歩も好きだったふくちゃん。

この頃はまだふっくらしてたね。


耳も遠いのになぜかシャッターの音には敏感でね。カメラ目線!


実は先月、私の愛犬のチワワが14才で亡くなり、その時も他の私の犬よりも一番ふくちゃんがショックを受けていて、次の日しょんぼりして珍しくごはんも食べなっかたのです!(次の日からは食べてくれましたが)

丁度一か月後に亡くなるなんて・・・。

天国でマリブと仲良くねんねしてねdog*

17日の朝に病院へ運び、18日に深大寺動物霊園にて合同火葬し、埋葬いたしました。

ふくちゃんは柴犬の鏡だったよI

応援してくださったみなさん、ありがとうございました

拡散とご寄付をしてくださいましたジョワ&そらママさんもありがとうございました。


最後は一人で寂しい想いはさせたくなかったから一緒にいれてよかった。

ふくちゃん。ゆっくり休んでね。


一時預かり店舗:Trimming Salon D-PLACE


医療サポート:東小金井ペットクリニック



ハナ動物病院



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