ようやく業者だけでなく一般の飼い主を含めた新たな試みが動き始める！９月より自治体による飼育放棄（犬猫）の引き取り拒否だ。
確かに、懸念されている捨て犬、捨て猫が増えると思う。
でも、何も動きが無くては何も変わらない。殺処分ゼロは、心ある人の多くが望んでいること。
しかし今すぐにそれが可能かと言えば実際にそうではない。
だからこその動きが必要なんだと思う。
動物取扱業者に対しての法が出来た時にも最初はどうだったか。
大々的な反発と抗議ばかりだった。
しかし、数年経てば穴だらけだった法にも改善と言う手を加えていく事で徐々にではあるが良い方向に進んでいるのではないかと私は思う。
新たな試み。。。
最初からすべてが上手くは行かない。反発や痛手も大きいと思う。
よく考えてみれば、この規則が出来て困るのはどんな人かということ。
その犬種を愛し、血統の継承、向上の為のブリーディングをしているブリーダーや家族の一員、パートナードックとして迎えている一般飼い主にとってはなんの問題も無い規則である。
動物取扱業者登録も、正直、私のような小規模の店舗ブリーディングに関しては数年に１度か２度ほどであれば登録してるのもどうなのか？と思うことさえある。
それでも、パピーミルを減らす為や扱いの向上の為に必要であれば気持ちよく支払うことが出来る。
また、飼育の規則に関しても色々と決まりがあるがケイジについては、１頭につき一つ。（横になって手足を伸ばして寝られる大きさ）一日一回以上の掃除・水の取り換え・ケイジから出して運動させるなど日々当たり前に行っている飼育管理で何ら問題はないのだ。
更に私が望むのは、登録料や講習費が命を繋ぐ為のシェルターに使ってもらえるのなら動物に携わる仕事の一人として何も言うことは無い。
マイクロチップの全頭埋め込みも、近年には実現出来る事と期待している。
規則として期限を設け、期日までに飼育されている国内の全頭にを私は望んでいる。
これも実施が決まれば、大きな反発、痛手は必ずあることでしょう。
しかし、何かを変えようと思うならば、それらを乗り越えなければ叶わないと私は思う。
改善を繰り返しながら、何年かかろうとも殺処分ゼロを目指して行きたい。。。
わんちゃんのとこやさん じぇむ
赤澤 玲子
