
代表的なものは
漢字。
いくら容易(やさし)い字でも、こりゃ変だと
思って疑ぐりだすと分らなくなる。この間も
今日(こんにち)の今の字で大変迷った。紙の上へ
ちゃんと書いてみて、じっと眺めていると、何だか
違ったような気がする。仕舞には見れば見るほど
今らしくなくなってくる」
「お前(まい)そんなことを経験したことはないかい」
「まさか」
作品は『門』の冒頭の部分。問うたのは主人公の
宗佑で、答えたのはお米。世界に向き合えぬ
彼らですが、とりあえず、今は二人。いいなぁ・・
こゝろが落ち着く場所
あなたにもあるでしょう?