タイトル:「30ですが17です」(原題:「서른이지만 열일곱입니다」)
放送年:2018年
話数:全16話
ジャンル:ラブストーリー
キャスト:ヤン・セジョン、シン・ヘソン、アン・ヒョソプ、イェ・チウォンetc...
評価:★★★☆☆
〈あらすじ〉
高校1年生のウ・ソリは将来有望なバイオリン奏者で練習に励む毎日だったが、ある日バスに乗っている時に事故に遭ってしまい、13年間植物状態になってしまう。
13年後、30歳になったソリは植物状態から目覚めるが、育ての親だった叔父はどこにいるのか分からず、バスに一緒に乗っていた親友の消息もつかめずに途方に暮れる。
ソリはとりあえず自分が住んでいた家に向かうが、現在そこに住んでいたのは舞台デザイナーのコン・ウジン(ヤン・セジョン)とその甥のユチャン(アン・ヒョソプ)だった。
ウジンは過去のトラウマで他人との関わりを避けて生きてきたため、最初はソリを拒絶していたが、実年齢は30歳だが精神年齢は17歳というソリの純朴さとユチャンの懇願により、叔父の行方が分かるまで、行くあてのないソリをしばらく間借りさせてあげることにする。
ウジンは一緒に暮らすうちにソリの純粋さに惹かれていくが、その度にトラウマの原因となった初恋の少女の面影が見え隠れし、困惑する。
果たしてソリは叔父に再び会うことができるのだろうか?
ウジンのトラウマの真相はーー?
〈感想〉
悪者がいないドラマなので気楽に見られますが、その代わりストーリーの盛り上がりにも欠けました。
そして、13年間植物状態だったため実年齢は30歳だけど精神年齢は17歳という女主人公ウ・ソリをシン・ヘソンが演じているのですが、これがまたシン・ヘソンに純粋なソリ役が見ていて痛々しいほど全然似合ってなくて、かなり無理がありました;;
それと、たぶんウジンが他人に心を閉ざしているということを表現したくて、(あるいは話題作りのために、)最初は世捨て人('イケメンすぎるホームレス'がモチーフらしい)みたいな格好をしているのですが(↓)、この設定は別になくてもよかったと思います;;
辛口の感想になってしまいましたが、最後の最後でウジンの初恋の真相が明らかになって、ウジンが過去の罪悪感から完全に解き放たれた瞬間にはぐっと来るものがあって、なかなか良い終わり方だったのと、冒頭でも書いたように気楽に見られるので星3つの評価にしました♪