前回の続きとなります。

 

 

引き続きコリン・コバヤシさん著『ゲランドの塩物語 ─未来の生態系のために─』です。

 
 

 

今回はページを戻ることになります。

ゲランドの塩のことではなく、むしろフランス国内のことなので、フランスのこと書いてもなぁという感じで第1章の前半は省略するつもりだったのですが、予定外にも衝撃の事実を知ることになったので引用することにしました。

3 「わたしたちは何を選べばよいのか」

生産者たちの行動の意義

ここで、最近日本の報道でも目にすることがある、農民総同盟の活動を紹介したい。一九九九年八月一二日、中央山塊地方の真中、ミヨー市で建設中のマクドナルドが解体された。集まったラルザック高地の羊飼いの農民たちとミヨー市の住民たち合計約三〇〇人によっである。扉や障壁が取り壊され、屋根には、ペンキで「ロックフォール(この地方の特産チーズ)を守ろう! マクド(フランスでのマクドナルドの愛称)は出ていけ!」とスローガンが書かれた。しかし、こう書くと、あたかも過激派が来て「破壊行為」を働いたように聞こえるが、事実はまったくそうではない。このイヴェントは地方の農民祭りのような気分のなかで、家族ぐるみでおこなわれた抗議集会の一環として、おこなわれたのである。

ミヨー市、ラルザック高原の位置です。南の方ですね。

 

この事件が大きな波紋を呼ぶようになるのは、夏休みが過ぎ、新年度が始まる九月になって、マスコミが、事件の直後に逮捕された農民総同盟のリーダーの一人ジョゼ・ボヴェを含む五人の農民と組合理事長の逮捕に抗議する、現地の農民・市民による連日のデモを報道してからである。

じつは、その四年前からフランスとアメリカのあいだには、貿易戦争が存在した。しかもそれは、単なる貿易戦争ではない。食品の品質と公共保健にかかわることなのだ。

ヨーロッパは「予防原則」を貫いていて、それがアメリカとの貿易摩擦を生んだのだが、人工的に作られたホルモンに発癌性があることは周知の事実で、現在では世界の大半の地域で禁止されている。にもかかわらず、アメリカ産牛肉の一部にホルモンが含まれていることが欧州連合の専門家による検査で発見され、欧州が拒否権を発動したことで、事態は深刻化した。

そして、アメリカがロックフォールに大変な関税をかけるという対抗措置に憤慨したフランスの農民たちが、抗議行動をとり始めていた。ロックフォールは、羊の乳で作られたフランスの伝統的かつ代表的なブルーチーズの一つで、ラルザック地方が生産地である。その名が示す通り、岩(ロック)の狭間の洞窟にチーズを寝かし、谷底から吹き上げてくる冷たい風が適度に青カビの発生を促し、その菌が強い(フォール)、独特の味を付けることで、有名なチーズである。このチーズはラルザック地方の「特産品」として原産地名認証(AOC)を受けている。非常に個性の強いチーズで、毎日続けて食べられないとしても、チーズ通には、「美味しいワインとロックフォールがあれば、夜明けまで飲んでいられる」というほどだ。まさに郷土名物の横綱格なのである。私もここのチーズ工場を訪れ、ひんやりするチーズの貯蔵庫の独特な香りに、鼻をうごかしたことがある。工場を出て、町のテラスで飲んだワインとロックフォールは確かに格別だった。このオツな味は、一朝一夕でできたものではなく、長年の経験と知恵が蓄積されてきて初めて作り出されたものと、合点がいった。

ロックフォールは世界三大ブルーチーズの一つで起源2000年以上の歴史を持つそうです。

そのロックフォールにたいしてアメリカは一〇〇%の課税をしたのだが、それはつまり、売るなということである。毎年四四〇トンのチーズを輸出しているこの地方の山羊乳の生産者は、これが売れないと、一五〇〇万フランの損害を被ることになる。農水省へも陳情をおこなったが、効果はなかった。EUには期待できなかった。こうした事態を重視した農民総同盟は、「アメリカ合州国のロックフォールへの制裁に反対!」と書いた一〇万枚のビラを、この地方の各家に配り、住民に状況を説明した。そして、事態を逆転するための戦術を練り始めていた。

彼らは非暴力的だが象徴的な、強いアクションを目指していた。標的はファーストフードの王様「マクドナルド」である。しかし、こうした一連のラディカルな抗議行動がなぜ、農民たちによって作り出されてきたのか? 彼らの怒りのもとは何なのだろう。しかも彼らの行動がなぜ、広範囲の市民たちに支持されているのか。例えば、市場に行って、ホルモン漬けの牛肉、汚染飼料で育成された動物肉、添加物だらけの加工食品、農薬汚染の野菜、 遺伝子組み換え食品などが氾濫しているのをみて、消費者は何を選択していいのかわからなくなる。それほど、今日の食品には安心感が持てない。だから、農民たちはそのような事態を総称して「悪食」(マルブーフ)と呼ぶ。そして悪食を作らない、消費者の健康を支え、作り手である農民自身のための農業をめざしているのである。

この事件は、今日の世界化の流れのなかで起こっている重要な出来事を象徴している。同じジョゼ・ボヴェが仲間たちとおこなった遺伝子組み換えトウモロコシ畑の破壊は、遺伝子組み換え作物に対する抵抗の闘いとしての「否」であり、「マクド解体」は、グローバリゼーションがもたらすアメリカの経済制覇に対しての象徴的「否」と、文化の画一化に反対する「否」であった。前者は今日のバイオテクノロジーの暴走を食い止めるための「予防原則」を根拠としたものであり、この事件をきっかけに、モンサント社は、フランスでの遺伝子組み換え農作物の販売は諦めたのである。後者二つはいうまでもなく、ガットの後を引き継いだ世界貿易機関が目指している新たなミレニアムのラウンドに抵抗してゆくものである。そして前者と後者は分かちがたく結びついている。なぜなら、この新ラウンドのなかでは、あらゆるものが商品化され、商品登録される。人間の生命に影響を及ぼす科学技術も特許つきの知的商品として取引され、身体さえも商品売買の対象になりつつある。

グローバリゼーションという名の世界の統合化は、一国の自給自足、地域経済、地域農業を許さない。徹底した弱肉強食の経済原理を基盤に、どのような分野の物事でもたちまち商品としての価値づけがなされる。しかし、こうした過程はすべて華麗なスペクタクルとして表現されるから、一見スマートな変化として感受されてしまうのである。そのうえ、あらゆるものを画一化の方向へ牽引し、今日では食生活がその画一化の典型的な凡例となりつつある。 ファーストフードの大企業「マクドナルド」が、そうした象徴としてとらえられたのは、世界中、いたるところに店舗をくまなく設置し、画一化食品の最たるハンバーガーを広めようとしているこの企業の世界戦略のせいなのである。

デモ大国フランス、ここでもアメリカ=DSに喧嘩を売っています。

日本は本当にやられっぱなし。

食のグローバル化に乗ってしまうとその国の食料自給率が失われます。まさにDSの奴隷です。ファーストフード(ファストフード)とは短時間で調理、あるいは注文してからすぐ食べられる手軽な食品や食事のことでしたね。

便利さ気軽さの裏に潜む闇は深いです。

時短のためにものすごいたくさんの毒を体内に入れることになるとしたら?

時短の代償はあまりにも大きいです。

手間暇のかかっている料理の方が体に良いのです。

 

マクドナルドの話題が出てきました。

マックに食べ物は売っていないと思った方がいいでしょう。

ロックフェラーパンに人〇バーガー、クソマズい飲んだらお腹が痛くなるコーヒー。チキンナゲットの人工甘味料入りソース。ろくでもない、ろくでもない。

これを知ったら皆さん、もうマクドナルドのフライドポテトは食べられなくなります。覚悟してください。

マクドナルドのフライドポテトのジャガイモはビル・ゲイツポテトです!!!

 

 

 

どうしてもマ〇クフライドポテトが食べたくなったらこのように置き換えてください。

すぐさま食欲失せることでしょう。でもそれが正解です。

 

そもそもフライドポテトが中毒性が高いんですよ。

 

 

それは犬HKの「チコちゃんに叱られる!」でも取り上げられました。

 

 

また、故藤田紘一郎先生の『私が糖質制限でリバウンドも挫折もしない理由』では次のように書かれています。

フライドポテトこそ、脳が求め続けてきた味覚
ファストフードも糖質が多くなります。 糖質制限の観点からすれば避けたいメニューですが、無性に食べたくなるメニューでもあるでしょう。
なぜ、私たちはファストフードを食べたくなるのでしょうか。
それは、脳がファストフードの味を忘れられなくなっているからです。
ファストフードの代表メニューであるフライドポテトを例に考えてみます。
フライドポテトの材料はジャガイモです。では、想像してください。ゆでただけの
ジャガイモを「無性に食べたい」と思いますか。 そんな感覚は起こらないと思います。
そこに塩を振ります。こうすると、どうでしょうか。「おいしそう」と思うでしょう。さらにバターやオリーブオイルなどの油をまぶします。口内に唾液がジュワーッと出てきませんか。それは脳が「食べたい!」と反応している合図です。
フライドポテトには、脳がもっと反応します。人間の脳にとって、糖質は特別に要求度の高い物であることはお話ししました。塩味と油脂の味も同様です。塩の主成分であるナトリウムは、脳内でも体内でも細胞の健康な働きを支えるミネラルで、不足すれば死にいたります。油脂は体内にてエネルギーを豊富に生み出す材料になります。長い進化の歴史のなかで、くり返される飢餓と闘いながら、生命維持のために、人類は糖質と塩と油脂を求め続けてきました。
その記憶が、今も脳に糖質・塩味・油脂を求めさせます。細く切ったジャガイモをカリカリに揚げて塩をたっぷりまぶしたフライドポテトは、脳にとって一度食べたら忘れられない味です。しかも、「バーベキュー味」や「ガーリック味」などの風味がつけば、脳はもうたまりません。風味づけのパウダーには、うま味調味料と呼ばれる化学物質が含まれます。そこには、効率的に脳に働きかけるよう生産されたグルタミン酸ナトリウムが大量に含まれます。グルタミン酸は脳にとって必要な成分ですが、大量に摂取すれば脳を異常に興奮させる神経毒となるのです。

フライドポテトだけでかなり中毒性の高いものであることがわかります。

ポテトチップスもフライドポテトと同じなのでもちろんヤバいです。

もちろんマックのポテトなんぞに使われている塩は安い精製塩(もしかしたらビル・ゲイツ塩かも)なんだから体に悪くて当然です。

ただでさえナトリウムとカリウムの無限ループで「やめられない止まらない」なのだから、それをさらに加速させるような遺伝子組み換えジャガイモがビル・ゲイツポテトなのではないでしょうか。多分これ脳内麻薬出ますよ。

 

やばいですね…この前甥っ子がマックのポテト食べてましたゲロー

子どもにハッピーセット食べさせるような親は毒親です。

なのでもちろん兄夫婦は毒親。兄は承認欲求が切り捨てられないので、夫婦喧嘩を恐れ義理の姉に注意ができません。

ハッピーセットのCMは洗脳です。おもちゃで釣って小さい頃からマック中毒にさせる最悪の洗脳ですよ。

 

食品業界の闇は、抽象度を上げないと騙されますので知っておいた方がいいです。

自分の頭で考え行動していく力がどんどん強くなっていきます。

逆に、便利だからいいじゃんとジャンクフードや加工食品ばかり食べていると頭が馬鹿になっていき、他人軸になっていく一方です。

だってしょうがないでしょ!料理する時間がないんだもん!も他人軸です。

他人軸の人は詐欺に遭うことに対する印象が好印象になり、苦しむことに対する印象も好印象となってしまうので、気をつけましょう。

安さに惹かれてしまうのも、逆にどうしてこんなに安くできるのと思った方がいいです。真っ先に見るべきは値段ではなく原材料表示です。

 

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