皆さん、突然ですが天使と聞いてどのようなイメージを浮かべますか?
たいていの人がこのようなイメージなのではないでしょうか。

 

 


翼が生えていて男性なのか女性なのかはっきりしない中性的な顔立ちをしていて金髪碧眼で美しく、可愛らしく、純粋で優しく清楚であらゆる闇を浄化してくれそうなそんなイメージ…

天使のような娘とか表現もありますが…その天使どういう意味か分かっているのでしょうか?実は、これ全てキリスト教の息がかかった創作です。

 

天使のイメージが良いイメージになっている場合は、こちらのロイヤル・タッチの記事にも書いたように、

 

 

 

白人コンプレックスの洗脳による勝手な思い込みで、さもキリスト教の文化や外国語、横文字に魔力があるかの如く魅せられカッコイイと思わされているということです。

金髪碧眼の容姿が受け入れられやすいことも、歴史を遡りますとローマ教皇グレゴリウス1世の次のような記録があります。

ローマの奴隷市場で、髪は金髪で、肌が真っ白な小さな子供たちに出会ったことにある。というのは、教皇が、あの子たちは、どこから来たのかと訪ねたとき、「ブリタニアのアングル人」です、という答えが返ってきた。教皇は、すぐに、あの子は「アングル人ではない、天使だ(“non Angli,”he said,“sed Angeli”)14)」と、考えたからである。

 

アングル人とはアングロ・サクソン人のことです。イングランドはノルマン朝が興る前はアングロ・サクソンが支配していました。

グレゴリウス1世はアングロ・サクソン人の金髪碧眼の容姿を見てこれはウケるぞと思い、真っ先にアングロ・サクソン人をキリスト教に改宗させ、布教させたがったのだそうです。キリスト教の布教に非常に有利になるからと彼らの容姿をも利用しました。白人というとあらゆるところにキリスト教が見え隠れしますね。

 

話を戻しますが、天使は主の使いです。主はインチキな神なのでインチキな神の使いをする天使もまたインチキです。天使 (angel) の語源は「伝令」(messenger) を意味するのです。

西洋の絵画においては天使に翼が描かれることが多いのですが、そもそも聖書には天使の翼に関する記述は少なくて、初期の絵画では天使に翼は描かれないこともあったのです。

天使に翼が描かれているうちで最古のものは、テオドシウス1世の治世(379年–395年)に作られた「君主の石棺」なのだそうです。

 

つまり白い翼は完全な後付け設定です。
天使については同じでして、キリスト教が広まるにつれて、様々な多神教の神々が天使として神の配下におかれたのです。もともと天使には美しい白い羽などなく、古代ギリシャの彫刻などの影響で、後付けで白くて美しい羽がつけられました。
キリスト教は、布教の際に数々の多神教の文化をもパクっております。信者を増やすためならパクリも捏造もお構いなしの宗教なのです。病んでます。

 


キリスト教のそれ以前にも天使に羽は一応あったにはあったようですが・・・私たちがイメージしている天使の羽とは全く異なるものです。

 

 

天使には階級というものが存在しているらしいです。心底どうでもいいですが。

ヒーリングやスピリチュアル系セッションで、エンジェルリンクだとか、ライタリアンレイキ、守護天使、アセンテッドマスターなんかにもラファエルだミカエルだメタトロンだガブリエルだなんてそんな天使の名前が出てきます。

何故知っている?元スピリチュアルジプシーだからです。

残念ながら、そういったセッションを提供しているヒーラー、スピリチュアルリーダー、チャネラーたちは白い翼の生えた天使の写真を普通に宣伝用に使っていたりする目も当てられない状況です。この人たち何も知らないでサービス提供してしまっているんだと…しかもインチキで…。

 

それに、当セッションは宗教とは関係ないとかたいていは書かれていますが、天使そのものはガッツリキリスト教色が入ったものなので、むしろ宗教と大いに関係あります。

 

他にもお店の名前にエンジェルだ、天使の〇〇だ使ったり、カフェやパン屋の名前にまで普通に使われている…森〇製菓のあのマークも…。

 

天使の中に最上級天使である熾天使(してんし)セラフィムというのがいます。「熾天使」はヘブライ語で単数形では「セラフ」複数形では「セラフィム」だそうですが、「熾」の意味は「燃える」であり、神への愛と情熱で体が燃えている」ということです。3対6枚の翼を持ちそのうち2枚で頭を2枚で体を隠し残り2枚の翼ではばたくのだと言われています。

 

セラフィムなのですが、カルデア神話に出てくるセラピムと呼ばれる稲妻の精、があります。

カルデアというのは古代メソポタミア南東部の沼沢地域で、紀元前10世紀以降、セム系遊牧民たちが移住してカルデア人と呼ばれるようになりました。

紀元前7世紀には新バビロニア王国を建国しました。

新バビロニア王国というとバビロン捕囚を行った国ですね。ユダヤ人たちはバビロニアに連れていかれたという事件。これがきっかけでユダヤ人たちは民族のインチキ自己肯定のために旧約聖書を作りました。この旧約聖書もまたパクりだらけです。

 

 

セラピムは六枚の翼を持つ蛇の姿をして炎の様に飛んだのだそうです。

美しさの欠片もないですね。

旧約聖書の「民数記」にネハシム-セラフィム=「燃える蛇たち」が登場しますが火のごとき空を飛ぶ蛇の姿であると、ということです。

こんな画像を見つけました。

 

 

 

このセラピムが後にユダヤ教の旧約聖書にパクられました。

旧約聖書:「イザヤ書」、新約聖書:「ヨハネの黙示録」にもセラフィムが出てきます。

 

イザヤ書第 6章

1ウジヤ王の死んだ年、わたしは主が高くあげられたみくらに座し、その衣のすそが神殿に満ちているのを見た。
2 その上にセラピムが立ち、おのおの六つの翼をもっていた。その二つをもって顔をおおい、二つをもって足をおおい、二つをもって飛びかけり、
3 互に呼びかわして言った。「聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな、万軍の主、その栄光は全地に満つ」。
4 その呼ばわっている者の声によって敷居の基が震い動き、神殿の中に煙が満ちた。

 

ヨハネの黙示録第 4 章

その後、わたしが見ていると、見よ、開いた門が天にあった。そして、さきにラッパのような声でわたしに呼びかけるのを聞いた初めの声が、「ここに上ってきなさい。そうしたら、これから後に起るべきことを、見せてあげよう」と言った。
2 すると、たちまち、わたしは御霊に感じた。見よ、御座が天に設けられており、その御座にいますかたがあった。
3 その座にいますかたは、碧玉や赤めのうのように見え、また、御座のまわりには、緑玉のように見えるにじが現れていた。
4 また、御座のまわりには二十四の座があって、二十四人の長老が白い衣を身にまとい、頭に金の冠をかぶって、それらの座についていた。
5 御座からは、いなずまと、もろもろの声と、雷鳴とが、発していた。また、七つのともし火が、御座の前で燃えていた。これらは、神の七つの霊である。
6 御座の前は、水晶に似たガラスの海のようであった。御座のそば近くそのまわりには、四つの生き物がいたが、その前にも後にも、一面に目がついていた。
7 第一の生き物はししのようであり、第二の生き物は雄牛のようであり、第三の生き物は人のような顔をしており、第四の生き物は飛ぶわしのようであった。
8 この四つの生き物には、それぞれ六つの翼があり、その翼のまわりも内側も目で満ちていた。そして、昼も夜も、絶え間なくこう叫びつづけていた、「聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな、全能者にして主なる神。昔いまし、今いまし、やがてきたるべき者」。

9 これらの生き物が、御座にいまし、かつ、世々限りなく生きておられるかたに、栄光とほまれとを帰し、また、感謝をささげている時、
10 二十四人の長老は、御座にいますかたのみまえにひれ伏し、世々限りなく生きておられるかたを拝み、彼らの冠を御座のまえに、投げ出して言った、
11 「われらの主なる神よ、あなたこそは、栄光とほまれと力とを受けるにふさわしいかた。あなたは万物を造られました。御旨によって、万物は存在し、また造られたのであります」。

 

それに伴い、ユダヤ教とキリスト教でのセラフィムの画像を探してみました。次のようなものがあります。

 

 

 

 

 

セラフィムってやはり、翼に目が複数あるのが多いみたいですね。これが最上位天使とか…。このような生き物が「聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな」と言っている…と。なんか不気味なんですけど。お化けに見えるんですけど。

 

こちらはトルコ、イスタンブールのアヤソフィア大聖堂の壁画に描かれたセラフィムです。

 

 

これも皆さんのイメージと全然違うでしょう。

 

余談になるのですが、私は天使のそのもののイメージが良くありません。

またゲームのFF(ファイナルファンタジー)の話になってしまうのですが、FF6の召喚獣の中にセラフィムというのがおります。名前からして元ネタは一緒だし、こちらもキリスト教色が入ってかなり美しく美化されてはいますけど、

 

 

こやつに対してかなり苦い思い出があり(話すと長くなるので省略)、天使はエグイわ!天使はなんてペ天使だとしか思えない。胡散臭いと思うようになってしまいました。

 

実際天使そのものも蓋を開けますと、天使は単に架空のキャラクターに過ぎないのですが、ユダヤ教、キリスト教の大好きなパクリのせいで奴らのインチキ自己肯定のために利用され、インチキな神の権威付けのために使われ、さも存在しているかのように大きく盛られたのです。

 

ですから、天使なんて存在しないのですよ。だって元ネタ神話ですよ神話。

それ故に天使なんてインチキな存在使っている時点で…もうね…。

 

そして、天使と言えばこんなCMもあります。

セ〇バンのランドセルのCMです。

 

体操のひろみちお兄さんバージョン。

 

 

古いCMなせいか、言葉に出さなくても「女の子はこう」みたいな女性洗脳も入ってますね。ランドセルにハートがついてたりとか。

 

DAIGOバージョンです。ウィッシュの連呼付き。

 

 

皆さん、天使の羽が本当に白いとか思いこんだまま…踊っちゃってますね。

天使の羽も軽いとは限りませんよ。鋼のように硬いのかもしれないし。

だって架空ですから。

そして、本社の皆さんの天使のはねダンス…

 

 

仕事だからやっているのでしょうけど、社長命令で強制されたんかな。

だとしたら気の毒ですね。

 

私はこの歌の「てんし」が「ぺてんし」に聞こえてしまいます。

 

ラランラン ランドセルはー ぺ、ぺ、ぺてんてんしのはっねー
 

でもね、天使の役割がインチキな神の使いなのだから、嘘を伝えにくる存在ということになりぺ天使になってしまいますね。

天使のイメージ丸つぶれ…というかこれが天使の真の姿です。

だって架空ですから。天使という存在を使うことがもはや恥ずかしくなってしまいますね。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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