多神教と一神教では根本的な仕組みが違うことは前にも書きました。

多神教は感謝に向かうもので、一神教は支配するものです。一神教は、この世の生きとし生けるもの全てを人間様が支配しているんだという怖ろしい宗教です。

 

残念ながら、すべての宗教が邪気発生源となりました。

 

 

 

一神教つまりキリスト教国は、カトリックであれプロテスタントであれ東方教会であれ二元論なのは変わりありません。こちらの記事を読めば、大航海時代以降のヨーロッパの恐ろしさがわかると思います。

 

 

先住民や黒人奴隷たちを野蛮人扱いし、タダ同然でこき使うありさまは極めて残虐であり人間のすることじゃないと感じます。

もし、ローマのディオクレティアヌス帝がキリスト教徒を完全に根絶やしにしていたら、発展途上国は存在しなかったのかもしれません。

アフリカが発展途上国になってしまった原因は、キリスト教国が侵略して植民地にしてしまったからです。多くのアフリカの若い男性たちが使役奴隷として新大陸に連れていかれました。

サイコな世界史には次のように書かれています。

 

 

アフリカから連れていかれた奴隷の数は1000万人超だといわれ、主に働き盛りの男性でした。アフリカでは数百年にわたって若い労働力が流出したため、道路や橋、用水路といったインフラの整備が遅れ、これが今日アフリカが貧困になっている理由の一つとして挙げられています。

奴隷を集める際は沿岸部に住む黒人が内陸部に住む黒人を狩っていましたが、この背景からアフリカ沿岸部と内陸部は仲が悪くなり、内戦の原因となりました。

一部の奴隷主は黒人奴隷の逞しい男性と丈夫な女性を強制的に交配し、強い体を持った黒人を作るといったことも行っています。

西インド諸島のジャマイカではサトウキビだけでなくコーヒーの栽培も行われていましたが、コーヒー豆は標高の高い急斜面での栽培となり、サトウキビよりも過酷な労働条件でした。そこで、強制交配で作られた丈夫な黒人奴隷をコーヒーの畑に送り込み、労働に従事させたのです。今日陸上競技のスプリントなどでは、アメリカやジャマイカの黒人選手が活躍することが多く見られます。 彼らの身体能力が高いことの背景には、奴隷貿易が関係しているのです。

 

身の毛もよだつような恐ろしいことをしています。強制交配とか、人を何だと思っているのでしょうか。旧約聖書はユダヤ人のインチキ自己肯定のために作られたものです。人が自然界全てを支配することが書かれたのもインチキ自己肯定のためです。それがキリスト教に引き継がれ、宗教戦争や十字軍、異端審問、魔女狩りなどの大殺戮だけでも恐ろしいのに、自国の利益のためなら人を支配しても構わない残虐性はまさに一神教の特徴でしょう。

ちなみに、ウィキペディアではキリスト教国によるアメリカ大陸の植民地化での犠牲者数は推定840万~1億3800万だそうです。
ちなみに中国で最も殺した男、毛沢東の犠牲者数は推定3800万~5000万です。

もうこれだけで、毛沢東が霞んでしまいます。中国も儒教と朱子学でインチキ自己肯定してきた国なので、決して良くないですけどキリスト教国のヤバさは一目瞭然だと思います。

アメリカ大陸の植民地化だけでとんでもない数だということがお分かりいただけると思います。それにキリスト教徒の関わった戦争や大虐殺を加えるとなると考えただけでも恐ろしいです。洗い出すだけでも大変なので省略しますが…。

オリンピックの陸上や駅伝などでアフリカの選手たちが大活躍するのも素直に称賛できなくなりました。あまりにも残酷すぎる現実です。