私たちの暮らしている日常のあらゆる面に洗脳は仕掛けられています。

 

恋愛洗脳でいえば、おとぎ話→少女漫画→恋愛ドラマ、恋愛ソング、ファッション、化粧品関係です。

 

老若男女問わず普遍的な洗脳というとCMや広告だと思います。

あれは何の意図があって行っているかはおわかりですよね?

要は、紹介されている商品を買ってくださいということです。

でも、ビール買ってください、化粧品買ってください、シャンプー買ってください、オムツ買ってくださいなんてあからさまに言われても誰も買いたくないですよね。

 

いかにその商品が魅力的に見えるかどうかをアピールして買いたくなるというふうに洗脳させるのがCMの手口です。

 

 

人間には五感から脳が情報を受け取るためのチャンネルが備わっており、モーダルチャンネルといいます。

 

 

五感を別の感覚に置き換えることを共感覚と言います。

例えば、音に色が見える人は聴覚から視覚への変換ができる人です。

共感覚についてはここでは省略としますが、

 

モーダルチャンネルの中でも一番得意な情報の受け取りのことを優位モーダルチャンネルといいます。何が優位なのかはテストしてみればわかるんですけど、

 

例えば、もう一応暦上は秋なんですけど、無茶苦茶暑いのでまだ夏みたいなもの。

ということで「夏」をイメージしていただきたいと思います。

夏と言えば何が出てくるか…。

 

 

海、花火、浴衣、かき氷、朝顔、ひまわり、風鈴、蝉、扇風機、蚊取り線香…と

 

 

いっぱい出てくると思うんですね。その浮かび上がったことが映像であることが多いのなら、視覚が優位です。音なら聴覚ですし、匂いなら嗅覚、味なら味覚です。

ただ、間違いなく言えることは、ほとんどの人が視覚が優位です。

 

まず目で光をとらえた情報からの判断から始まるからです。

第一印象が見た目で決まるともいわれるのはこのためです。私たちは、驚くほど視覚からの情報を頼りにしています。

 

 

他の情報はあくまでオマケで後からついてくるもの。

だから、CMでは視覚に訴えるような細工をあれやこれやしているというわけなんです。料理とかも美味しそうに見える撮影をしているし、音楽についても、PVに力を入れるのは視覚で歌詞のメッセージを訴えたいわけです。恋愛ドラマも役者の演技という視覚からの情報から情を入れてもらうために行っていますし、アニメも動く映像に声優が声を当てて作られています。

漫画も、文字の字体や大きさを変えたり、効果線を上手く使ったりして読者の視覚に訴えかけるような工夫がなされているのです。

 

 

まずは視覚ありきなんです。そこから臨場感を持たせて洗脳大成功というわけです。

 

 

CMに美男美女が使われやすいのは一般的に美男美女のイメージが好ましいとされているので、好印象を持たせやすいのです。保険会社や金融機関のCMでも美男美女が使われるのは清潔感があってそれが企業のイメージアップにつながるからです。

 

 

逆にメタボ体型の滝のように汗をかいている中年男性をCMに採用なんてしないじゃないですか。何故なら見ても好印象にならないし売れないからです。

ジャンルによってはお笑い芸人を起用することもあったりしますが、こちらは親近感を持たせるためだったりします。

 

このようにして、視覚から洗脳の入り口を広げているのです。

シャンプーとか化粧品のCMなんかもCGなどで加工がされていて、実際は出ている女優やモデルはその商品を使用していなかったりします。

ですから、結局は作られた世界なのです。

驚くほどうまく作られていると言えます。

そうやって、洗脳させて同調圧力で洗脳が拡大することも全て計算済みです。

私たちは気づかなくてはいけません。